PowerTools ActiveReports for .NET 11.0J
ページごとの集計値の表示

ReportItemsを使用することで、データ領域内のテキストボックスの値のページごとの集計値を取得することができます。集計関数は、基本的にスコープ(グループ名)を第2引数に指定することでグループ単位の集計が可能ですが、ReportItemsは、スコープの指定に関わらず、ページ全体の集計値が出力されます。

Listデータ領域やTableデータ領域上の「TextBox1」の値のページごとの合計値を他のテキストボックス(TextBox2)に出力したい場合、TextBox2のValueプロパティを次のような式で設定します。

=Sum(ReportItems!TextBox1.Value)

たとえば、ReportItemsを使ってTableデータ領域上の項目のページごとの合計値を取得するには、次のように行います。

  1. Tableデータ領域で、集計値の出力に使用するテキストボックス(TextBox6)を選択します。
  2. TextBoxをテーブルよりも低い位置にドラッグ&ドロップします(TextBox10)。このテキストボックスは、各ページのTextBox1に含まれる値の集計値を表示します。
  3. TextBox10のValueプロパティに次の式を入力します。

    =Sum(ReportItems!TextBox6.Value)

  4. [プレビュー]タブをクリックしてレポートを表示します。

 

 


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