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注釈

Windowsフォーム用Viewerコントロールのツールバーにある[注釈]ボタンを使用し、レポート上に注釈を配置することができます。これにより、注記、特記事項などをユーザーが直接追加できるようになり、チーム内での共同作業、フィードバック、エンドユーザーサポートなどに利用可能になります。注釈は一時的なものであり、レポートを閉じると失われます。

注釈はViewerのツールバーにある[注釈]ボタンからアクセスすることができますが、デフォルトでは非表示になっています。注釈をViewer上に表示するには、AnnotationDropDownVisibleプロパティを「True」に設定する必要があります。

使用可能な注釈

Viewerを使用して注釈を使用する

次の手順は、Windowフォーム上にViewerコントロールを配置し、レポートにロードしたことを前提としています。詳細については、「Windowsフォーム用のビューワの使用」を参照してください。
  1. Visual Studioのプロジェクトのフォーム上にあるViewerコントロールを選択し、右クリックして表示されるコンテキストメニューから[プロパティ]を選択します。
  2. [プロパティ]ウィンドウにあるAnnotationDropDownVisibleプロパティを「True」に設定し、Viewerのツールバーに注釈を追加します。
  3. レポートを実行し、Viewerのツールバーから追加したい注釈を選択します。
  4. 注釈をデザイナ面上にドラッグ&ドロップします。注釈の左上に[削除][プロパティ]のボタンが表示されます。
  5. 注釈の左上にある各プロパティボタンをクリックし、注釈のテキスト、色、透明度、罫線、フォント、位置などを設定します。
  6. [プロパティ]ウィンドウを閉じて、変更を保存します。
  7. 注釈の角をドラッグすると、サイズの変更が可能です。注釈全体を選択し、別の位置へ移動することもできます。 
  8. 注釈を右クリックし、注釈コンテキストメニューを表示します。コンテキストメニューには、[プロパティ]および[削除]コマンドが含まれています。
メモ: 注釈付きのページレポート、RDLレポート、セクションレポートを印刷することができます。セクションレポートでは、注釈付きのレポートをRDF形式に保存することができます。詳細については、「注釈の追加と保存」を参照してください。
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