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大容量のレポートを作成する際には、SectionDocumentオブジェクトのCacheToDiskプロパティを使用して、メモリの代わりに分離ストレージ(Isolated Storage)へ保存することが可能です。CacheToDiskプロパティを使用することで、レポートの生成速度が遅くなりますが、レポート全体がメモリにロードされる代わりにディスクにキャッシュされるため、メモリの消費を抑えることができます。
CacheToDiskプロパティは、CacheToDiskLocationを設定せずに使用すると、デフォルトでキャッシュされたリソースがIsolatedStorageに格納されるので、CacheToDiskプロパティを使用するには、IsolatedStorageFilePermissionを持っている必要があります。IsolatedStorageの容量はシステムの構成に依存するものですが、3GBを超えることはできません。
メモ: 分離ストレージを使用する場合、一時ファイルを格納するフォルダとdatファイルが自動で生成されます。分離ストレージに作成されたActiveReportsの一時ファイルは、アプリケーション終了時に自動的に削除されますが、一時ファイルを格納するフォルダとdatファイルについては、自動的に削除されません。 |
分離ストレージの使用を避けるには、CacheToDiskLocationプロパティに任意のフォルダを指定します。ディスクにキャッシュする容量は最大3GBです。
詳細については、「CacheToDiskLocation」を参照してください。