Professionalに付属するDesigner、ReportExplorer、Toolbox、LayerListコントロールを使用すると、お客様の用途に合わせてカスタマイズ可能なデザイナアプリケーション(エンドユーザーデザイナ)を作成することが可能です。製品にはエンドユーザーデザイナのサンプルプロジェクトが付属しています。ここでは製品付属のエンドユーザーデザイナを配布する場合を例にして説明します。
|
メモ: エンドユーザーデザイナはProfessionalの機能です。Standardでは使用できません。 |
製品付属のエンドユーザーデザイナを動作させるためには、次のファイルを配布する必要があります。
エンドユーザーデザイナと共に配布するアセンブリ一覧
|
メモ:(必須)の表記のあるアセンブリは、作成したエンドユーザーデザイナの起動に最低限必要なアセンブリです。なお、以下のファイルと合わせて、日本語のサテライトアセンブリを配布する必要があります。詳細については、ランタイムファイルの配布についてを参照してください。 |
ファイル |
内容 |
GrapeCity.ActiveReports.ArsClient.v11.dll |
ActiveReports Serverクライアントアセンブリ(必須) |
GrapeCity.ActiveReports.Calendar.v11.dll |
カレンダーアセンブリファイル |
GrapeCity.ActiveReports.Chart.v11.dll |
チャートアセンブリファイル |
GrapeCity.ActiveReports.Dashboard.v11.dll |
ダッシュボードアセンブリファイル |
GrapeCity.ActiveReports.Design.Win.v11.dll |
デザイナアセンブリファイル(必須) |
GrapeCity.ActiveReports.Document.v11.dll |
ドキュメントアセンブリファイル(必須) |
GrapeCity.ActiveReports.Export.Excel.v11.dll |
Excelエクスポートアセンブリファイル |
GrapeCity.ActiveReports.Export.Html.v11.dll |
HTMLエクスポートアセンブリファイル |
GrapeCity.ActiveReports.Export.Image.v11.dll |
Imageエクスポートアセンブリファイル |
GrapeCity.ActiveReports.Export.Pdf.v11.dll |
Pdfエクスポートアセンブリファイル |
GrapeCity.ActiveReports.Export.Word.v11.dll |
Wordエクスポートアセンブリファイル |
GrapeCity.ActiveReports.Export.XML.v11.dll |
XMLエクスポートアセンブリファイル |
GrapeCity.ActiveReports.Viewer.Win.v11.dll |
ビューワアセンブリファイル(必須) |
GrapeCity.ActiveReports.Diagnostics.v11.dll |
レポート診断アセンブリファイル(必須) |
GrapeCity.ActiveReports.Extensibility.v11.dll |
拡張機能用のアセンブリ(必須) |
GrapeCity.ActiveReports.v11.dll |
本体アセンブリファイル(必須) |
DocumentFormat.OpenXml.dll |
Open XML APIアセンブリ |
Newtonsoft.Json.dll |
JSON.NETアセンブリ(必須) |
注意事項
- 製品付属のエンドユーザーデザイナで、各種エクスポート機能を使用する場合は、上記のエクスポートdllを全て配布してください。エクスポートdllが全て配布されない場合は、正常に動作しません。
- 製品付属のエンドユーザーデザイナで、OpenXML形式(.xlsx、.docx)でエクスポートする場合、上記のOpen XML APIアセンブリを配布してください。配布されない場合、正常に動作しません。
- エンドユーザーデザイナで、Calendarコントロールを使用するには、上記のカレンダーアセンブリファイルを配布して下さい。カレンダーアセンブリファイルが配布されない場合、Calendarコントロールは使用できません。
- エンドユーザーデザイナで、Chartコントロールを使用するには、上記のチャートアセンブリファイルを配布して下さい。チャートアセンブリファイルが配布されない場合、Chartコントロールは使用できません。
- エンドユーザーデザイナで、Bulletコントロール、およびSparklineコントロールを使用するには、上記のダッシュボードアセンブリファイルを配布して下さい。ダッシュボードアセンブリファイルが配布されない場合、Bulletコントロール、およびSparklineコントロールは使用できません。
- 作成したデザイナアプリケーションを配布する際に、別途ライセンスやロイヤリティが必要になることはありません。ただし、事前に開発環境にデザイナ配布ライセンス(無償)を登録したうえで、アプリケーションをビルド、配布する必要があります。詳細については、「ActiveReports for .NET 11.0J デザイナ配布ライセンス登録ツール ヘルプ」を参照してください。