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ActiveReportsのレポートは、WordRenderingExtensionクラスを使用してMSWordのネイティブ形式で描画することができます。ページレポート/RDLレポートは、FileFormatプロパティを使用することで、Officeオープンxml (OOXML)形式(.Docx)やWord HTML形式(.Doc)でエクスポートすることができます。
Officeオープンxml形式(.Docx)は以下のシナリオでの使用に適しています。
注意: ActiveReportsのWordRenderingExtensionクラスを使用してエクスポートした.Docxファイルは、.Docx形式をサポートするアプリケーションであれば、上記以外のものでも正常に動作する場合があります。 |
以下は、レポートをMicrosoft Word形式でエクスポートする手順の一例です。
メモ: レポートをMicrosoft Word 97-2003形式(.Doc)でエクスポートするには、FileFormatプロパティを「OOXML」から「HTML」に変更します。 wordSetting.FileFormat = GrapeCity.ActiveReports.Export.Word.Page.FileFormat.HTML |
Visual Basicコード(Form_Loadイベント内に貼り付けます。) |
コードのコピー
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' 描画するページレポートを指定します。 Dim report As New GrapeCity.ActiveReports.PageReport() Dim reportDocument As New GrapeCity.ActiveReports.Document.PageDocument(report) ' 出力先のディレクトリを作成します。 Dim outputDirectory As New System.IO.DirectoryInfo("C:\MyWord") outputDirectory.Create() ' エクスポートの各種設定を行います。 Dim wordSetting As New GrapeCity.ActiveReports.Export.Word.Page.Settings() ' FileFormatプロパティを.OOXMLに設定します。 wordSetting.FileFormat = GrapeCity.ActiveReports.Export.Word.Page.FileFormat.OOXML ' RenderingExtensionを使用し、レポートをエクスポートします。 Dim wordRenderingExtension As New GrapeCity.ActiveReports.Export.Word.Page.WordRenderingExtension() Dim outputProvider As New GrapeCity.ActiveReports.Rendering.IO.FileStreamProvider(outputDirectory, "Sample") ' 出力ファイルがすでに存在する場合は上書きします。 outputProvider.OverwriteOutputFile = True reportDocument.Render(wordRenderingExtension, outputProvider, wordSetting) |
C#コード(Form_Loadイベント内に貼り付けます。) |
コードのコピー
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// 描画するページレポートを指定します。 GrapeCity.ActiveReports.PageReport report = new GrapeCity.ActiveReports.PageReport(); GrapeCity.ActiveReports.Document.PageDocument reportDocument = new GrapeCity.ActiveReports.Document.PageDocument(report); // 出力先のディレクトリを作成します。 System.IO.DirectoryInfo outputDirectory = new System.IO.DirectoryInfo(@"C:\MyWord"); outputDirectory.Create(); // エクスポートの各種設定を行います。 GrapeCity.ActiveReports.Export.Word.Page.Settings wordSetting = new GrapeCity.ActiveReports.Export.Word.Page.Settings(); // FileFormatプロパティを.OOXMLに設定します。 wordSetting.FileFormat = GrapeCity.ActiveReports.Export.Word.Page.FileFormat.OOXML; // RenderingExtensionを使用し、レポートをエクスポートします。 GrapeCity.ActiveReports.Export.Word.Page.WordRenderingExtension wordRenderingExtension = new GrapeCity.ActiveReports.Export.Word.Page.WordRenderingExtension(); GrapeCity.ActiveReports.Rendering.IO.FileStreamProvider outputProvider = new GrapeCity.ActiveReports.Rendering.IO.FileStreamProvider(outputDirectory, "Sample"); // 出力ファイルがすでに存在する場合は上書きします。 outputProvider.OverwriteOutputFile = true; reportDocument.Render(wordRenderingExtension, outputProvider, wordSetting); |
ActiveReportsには、Microsoft Wordへのレポートのエクスポートを制御するオプションが用意されています。
プロパティ | 説明 |
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Author | ドキュメントの作成者の名前を入力します。この値は、Microsoft Wordアプリケーションの[ファイルのプロパティ]ダイアログの[概要]タブにある[作成者]フィールドに表示されます。 |
FileFormat | エクスポートされたドキュメントのフォーマットを「Office Open XML (OOXML)形式(.Docx)」、または「Word HTML形式(.Doc)」に指定します。デフォルトのフォーマットは「Word HTML形式」です。 |
Title | ドキュメントのタイトルを入力します。この値は、Microsoft Wordアプリケーションの[ファイルのプロパティ]ダイアログの[概要]タブにある[タイトル]フィールドに表示されます。 |
プロパティ | 説明 |
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BaseUrl | レポートで使用される相対ハイパーリンクのベースURLを入力します。この値は、Microsoft Wordアプリケーションの[ファイルのプロパティ]ダイアログの[概要]タブにある[ハイパーリンクの基点]フィールドに表示されます。 |
Generator | 描画したWordドキュメントのドキュメント生成の識別子を設定します。 |
PageHeight | 描画したWordドキュメントのレポートのページの高さの値(インチ単位)を入力します。このプロパティの値は、元のレポートの設定をオーバーライドしています。 |
PageWidth | Wordドキュメントに描画したレポートのページの幅の値(インチ単位)を入力します。このプロパティの値は、元のレポートの設定をオーバーライドしています。 |
UseMhtOutput |
Wordドキュメントを生成する際にMHT出力を使用するかどうかを指定します。 |
プロパティ | 説明 |
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CompanyName | 描画したWordドキュメントのプロパティダイアログのCompanyフィールドに表示される組織名、あるいは会社名を設定します。 |
DocumentCompatibilityVersion |
ドキュメントの互換モードを「Microsoft Word 2013」、または「Microsoft Word 2007-2010」に設定します。デフォルトでは「Microsoft Word2007」に設定されています。 |
DpiX | Microsoft Wordアプリケーションにある画像の水平解像度を設定します。デフォルトでは「96」に設定されています。 |
DpiY | Microsoft Wordアプリケーションにある画像の垂直解像度を設定します。デフォルトでは「96」に設定されています。 |
PageOrientation |
エクスポートしたドキュメントの印刷の向き(「縦」あるいは「横」)を指定します。 |
PaperSize | ページの用紙サイズを設定します。 |
Password | 描画したWordドキュメントを開く際に必要となるパスワードを設定します。 |
ReadOnlyRecommended | MicrosoftWordドキュメントを開くたびに、読み取り専用であることを示すメッセージを表示させるか否かを設定します。 |
WritePassword | 描画したWordドキュメントの変更を保存する際に必要となる書き込みパスワードを設定します。 |
TOCAutoUpdate | Wordドキュメントを開く際にTableOfContentsコントロールを自動更新します。デフォルトでは「False」に設定されています。 |
FormattedText
TableOfContents
TextBox/CheckBox
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