日付を和暦で表示するには、日本のカレンダーを参照するように設定したうえで、年フォーマットに"ggYY"、または、"ggyy"を指定します。具体的には、以下の手順で設定します。
メモ:年フォーマットに"ggYY"を指定した場合、年号の初年は「元年」と表示されます。一方、"ggyy"を指定した場合は、「01年」と表示されます。 |
プロパティ名 | 値 |
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Calendar | Japanese |
Format(ページレポート、RDLレポート) | ggYY年M月d日、ggyy年M月d日 |
OutputFormat(セクションレポート) | ggYY年M月d日、ggyy年M月d日 |
和暦表示に使用する年号は、既定では、実行環境のレジストリの情報を使用しますが、アプリケーション構成ファイル(App.config、Web.config)を使用して、年号の表示をカスタマイズできます(例:新規元年5月1日)。これにより、元号が変わるタイミング等で、アプリケーションごとのフレキシブルな対応が可能となります。
メモ:プロジェクトをビルドすると、アプリケーション構成ファイルのコピーが、アプリケーション名に拡張子.configを付けた名前でプロジェクトのbinフォルダーに配置されます。例えば、myApp.exeという名前のアプリケーションがある場合、構成ファイルはmyApp.exe.configという名前でbinフォルダーにコピーされます。 このファイルをアプリケーションと一緒に配布してください。 |
プロジェクトのアプリケーション構成ファイル(App.config、または、Web.config)を開き、<configuration></configuration>タグの間に、<configSections>要素および<GrapeCityEra>要素を追加します。
App.config |
コードのコピー
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<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?> <configuration> <configSections> <section name="GrapeCityEra" type="System.Configuration.NameValueSectionHandler"/> </configSections> <GrapeCityEra> <add key="1868 09 08" value="明治_明_M_1,M"/> <add key="1912 07 30" value="大正_大_T_2,T"/> <add key="1926 12 25" value="昭和_昭_S_3,S"/> <add key="1989 01 08" value="平成_平_H_4,H"/> <add key="2019 05 01" value="令和_令_R_5,R"/> </GrapeCityEra> <startup> <supportedRuntime version="v4.0" sku=".NETFramework,Version=v4.7.2" /> </startup> </configuration> |
Web.config |
コードのコピー
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<?xml version="1.0"?> <configuration> <configSections> <section name="ActiveReports12" type="GrapeCity.ActiveReports.Web.ActiveReportsSettingsSection" /> <section name="GrapeCityEra" type="System.Configuration.NameValueSectionHandler"/> </configSections> <system.web> ... </system.web> <ActiveReports12> <WebService reportsFolder="~/" assemblyFolder="~/" /> </ActiveReports12> <GrapeCityEra> <add key="1868 09 08" value="明治_明_M_1,M"/> <add key="1912 07 30" value="大正_大_T_2,T"/> <add key="1926 12 25" value="昭和_昭_S_3,S"/> <add key="1989 01 08" value="平成_平_H_4,H"/> <add key="2019 05 01" value="令和_令_R_5,R"/> </GrapeCityEra> ... </configuration> |
メモ:<configSections>要素は、<configuration>要素の最初に記載する必要があります。 |
注:ActiveReportsでは、年号の正式名称(例:「令和」)のみ表示できます。頭文字を表す漢字(例:「令」)、および、頭文字を表すローマ字(例:「R」)は表示できません。 |
各要素の詳細については、以下の表をご参照ください。
要素 | 説明 | ||||||
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<configuration> | 構成ファイルのルート要素です。 | ||||||
<configSections> | 構成セクションと名前空間の宣言を指定します。 | ||||||
<section> | 構成セクションの宣言を指定します。 | ||||||
<GrapeCityEra> | 1つ以上の<add>要素が含まれます。 | ||||||
<add> |
年号の開始日、名称およびショートカットを指定します。指定する属性は次のとおりです。
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