GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J
データソースとデータセット

レポートにデータをバインドする場合、まずはデータソースとの接続を設定します。データソースとの接続後は、レポートに表示するデータを取得するためにデータセットが必要となります。

データソース

ActiveReportsでは、[レポートデータソース]ダイアログを使用してデータソースの詳細を設定することができます。

[レポートデータソース]ダイアログでは、使用するデータの種類や接続文字列など、データソースに関する詳細設定を行います。さらに、共有参照を設定して単一のトランザクションを使用する共有データソースを設定することも可能です。追加したデータソースは、[レポートエクスプローラ][データソース]ノードの下に表示されます。また、単一レポートに複数データソースを追加することもできます。

データセット

データセットは、レポートに表示するデータをデータソースから取得します。[データセット]ダイアログ では、コマンドの種類やクエリ文字列の設定など、データセットに関する詳細設定を行います。
また、タイムアウトの期間やデータオプションの管理、フィールドやパラメータ、フィルタの追加を行うこともできます。ただし、XML型データの場合、XPath式のあるフィールドを手動で追加する必要があります。データセットの追加が完了すると、[レポートエクスプローラ][データソース]ノードの下にデータセットに関するフィールドがすべて表示されます。1つのデータソースで複数のデータセットを追加することも可能です。

注意: ページレポート/RDLレポートでは、どちらも複数のデータソースやデータセットを追加することができますが、ページレポートの場合は、複数のデータセットを同一レポート上に出力することはできません。たとえば、ページレポート上に複数のデータ領域を配置し、それぞれのデータ領域に別々のデータセットを設定してもレポートは正しく表示されません。
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