GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J
アセンブリ参照を移行する

このトピックでは、アセンブリ(dll)参照の移行手順について説明します。

移行対象のプロジェクトが、以前のバージョンのActiveReports関連のアセンブリ(dll)を参照した状態では12.0Jは動作しません。旧dllへの参照設定を削除した後、12.0Jのdllを参照する必要があります。以下の手順を参考に、作業を行ってください。

  1. 以前のバージョンのActiveReportsで作成したプロジェクトを、Visual Studioで開きます。
  2. 不要なアセンブリ参照を削除します。

    ActiveReportsの場合、アセンブリバージョンはdllの種別に関わらず、以下のようになります。メジャーバージョンが、3〜9のものは、すべて12.0Jのものに置き換える必要があるため、手動でプロジェクトから削除します。

    製品名 アセンブリバージョン
    ActiveReports for .NET 1.0J 3.x.x.x
    ActiveReports for .NET 2.0J 4.x.x.x
    ActiveReports for .NET 3.0J 5.x.x.x
    ActiveReports for .NET 6.0J 6.x.x.x
    ActiveReports for .NET 7.0J 7.x.x.x
    ActiveReports for .NET 9.0J 9.x.x.x
    ActiveReports for .NET 11.0J 11.x.x.x

    以下は、11.0Jのプロジェクトの例です。この場合、バージョン11.2.11262.1のアセンブリへの参照は削除する必要があります。

    ソリューションエクスプローラー、プロパティグリッド

  3. 12.0Jのアセンブリへの参照を追加します。[ソリューションエクスプローラー]で、[参照]ノードを右クリックして、[参照の追加]を選択します。
    表示される[参照の追加]ダイアログから、12.0Jのアセンブリを参照設定に追加します。手順2で削除したアセンブリについて、対応する12.0Jのアセンブリを1つずつプロジェクトに追加します。12.0Jで必要となるアセンブリの一覧については、「ランタイムファイルの配布について」を参照してください。

    参照マネージャー

 

 


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