ActiveReportsでは、RDFファイル(レポートドキュメントフォーマット)という独自の標準形式でレポートを保存することができます。この形式では、静的なデータを格納するレポートが作成されます。レポートはRDFファイルに保存し、内容をビューワコントロールにロードすることが可能です。
レポートを静的なRDFファイルとして保存する
- Windowsフォームのタイトルバーをダブルクリックして、Form_Loadイベントのイベント処理メソッドを作成します。
- レポートを保存するために次のコードをハンドラに追加します。
Visual Basic
Visual Basicコード(Form_Loadイベント内に張り付けます) |
コードのコピー
|
Dim rpt As New YourReportName() rpt.Run()
rpt.Document.Save(Application.StartupPath + \NewRDF.RDF)
|
C#
C#コード(Form_Loadイベント内に張り付けます) |
コードのコピー
|
YourReportName rpt = new YourReportName(); rpt.Run();
rpt.Document.Save(Application.StartupPath + \\NewRDF.RDF);
|
ビューワに保存したRDFファイルをロードする
- Windowsフォームのタイトルバーをダブルクリックして、Form_Loadイベントのイベント処理メソッドを作成します。
- RDFレポートをロードするために次のコードをハンドラに追加します。
Visual Basic
Visual Basicコード(Form_Loadイベント内に張り付けます) |
コードのコピー
|
Viewer1.Document.Load("RDFファイルの保存先")
|
C#
C#コード(Form_Loadイベント内に張り付けます) |
コードのコピー
|
viewer1.Document.Load(@"RDFファイルの保存先");
|
 |
注意: Viewerコントロールでは、ActiveX版の"AR20"形式を含めて、過去のバージョンで作成されたRDFファイルのロードがサポートされます。しかし、WebViewerコントロール(Professionalのみ)を使用してFlashViewerで表示する場合、動作は保証されません。 |
レポートファイルをメモリストリームに保存またはロードする
- Windowsフォームのタイトルバーをダブルクリックして、Form_Loadイベントのイベント処理メソッドを作成します。
- レポートをメモリストリームに保存し、そのメモリストリームをビューワにロードするために、次のコードをハンドラに追加します。
Visual Basic
Visual Basicコード(Form_Loadイベント内に張り付けます) |
コードのコピー
|
Dim strm As New System.IO.MemoryStream()
Dim rpt As New YourReportName()
rpt.Run()
rpt.Document.Save(strm)
Dim theBytes(strm.Length) As Byte
strm.Read(theBytes, 0, Int(strm.Length))
strm.Position = 0
Viewer1.Document.Load(strm)
|
C#
C#コード(Form_Loadイベント内に張り付けます) |
コードのコピー
|
System.IO.MemoryStream strm = new System.IO.MemoryStream();
YourReportName rpt = new YourReportName();
rpt.Run();
rpt.Document.Save(strm);
byte[] theBytes = new byte[strm.Length];
strm.Read(theBytes, 0, (int)strm.Length);
strm.Position =0;
viewer1.Document.Load(strm);
|
関連トピック