GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J > ActiveReportsユーザーガイド > 概念 > セクションレポートの概念 > セクションレポートのレポートコントロール > Shape(セクションレポート) |
ActiveReports for .NETでは、レポート上に簡単な図形を追加する場合、Shapeコントロールを使用します。Styleプロパティを使用して、長方形、楕円形、角丸四角形から表示する図形を選択できます。
主なプロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
LineColor | 図形の線の色を取得、または設定します。 |
LineStyle | 図形の描画に使用するペンの種類を取得、または設定します。 |
LineWeight | 図形の描画に使用するペンの幅を取得、または設定します。 |
Style | 印刷する図形の種類を取得、または設定します。 |
RoundingRadius |
RoundRectに設定されたShapeの角丸の半径を取得、または設定します。[Default]、[TopLeft]、[TopRight]、[BottomLeft]、[BottomRight]のオプションを設定します。[Default]を選択すると、Shapeコントロールの角丸の半径は同じ値に設定されます。既定値は「10」(パーセント)です。 |
Shapeコントロールの各プロパティは、プロパティ設定ダイアログで設定することができます。レポート上のShapeコントロールを選択した状態で、[プロパティ]ウィンドウの下部にあるコマンドから「プロパティ設定ダイアログ」をクリックします。表示される[Shape]ダイアログが、Shapeコントロールのプロパティ設定ダイアログにあたります。
[Shape]ダイアログでは、以下の各ページでShapeコントロールのプロパティを設定することができます。
[全般]
[名前]: まだレポートで使用されていない一意なShapeの名前を入力します。この名前は[レポートエクスプローラ]内、およびXML出力時に表示されます。
[タグ]: Shapeコントロールに保持したい文字列を入力します。コード上でこのプロパティにアクセスするとオブジェクトとして認識されますが、[プロパティ]ウィンドウ、[プロパティ設定ダイアログ]では文字列となります。
[表示する]: コントロールを非表示にするには、このチェックボックスを外します。
[外観]
[形状]: 表示する図形の形状を選択します。「Rectangle」、「Ellipse」、「RoundRect」から選択することができます。円の形状を設定するには、「Ellipse」を選択するか、「RoundRect」を選択してRoundingRadiusプロパティを「100」に設定して、その高さと幅を同じ値に設定します。
[角丸四角形]: 「RoundRect」を選択すると、図形の各角の半径を設定することができます。ハンドラをドラッグすることで、対話的な設定が可能です。
メモ: 特定の角丸の半径を設定するには、角の横にあるチェックボックスをオンにしてください。 |
[線のスタイル]: 図形の線の描画に使用するペンの種類を設定します。「Transparent」、「Solid」、「Dash」、「Dot」、「DashDot」、「DashDotDot」、「Double」の値から設定することができます。
[線の太さ]: 図形の線の幅をピクセル単位で設定します。
[線の色]: 図形の線に使用する色を設定します。
[背景色]: 図形の背景に使用する色を設定します。
[背景スタイル]: Solid、GradientおよびPatternオプションの中からShapeの背景スタイルを選択します。選択されたスタイルによって使用できるプロパティは異なります。