GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J > ActiveReportsユーザーガイド > サンプルとチュートリアル > チュートリアル > 共通のチュートリアル(ページレポート、RDLレポートとセクションレポート) > エクスポート > SpreadBuilderの使用 |
ActiveReportsのExcelエクスポートフィルタにはSpreadBuilder APIが含まれています。このSpreadBuilderは、Excelのワークシートやワークブックを作成できます(ロードはできません)。Excelファイルを一から作成するのではなく、ActiveReportsで作成した帳票をExcelで出力するような場合は、SpreadBuilderではなく、Exportメソッドを使用します。
このチュートリアルは、SpreadBuilderを使用して、Excelファイルを作成する方法について紹介します。
このトピックでは、以下のタスクを行います。
作業を完了すると、次のようなExcelファイルが、プロジェクトフォルダの下のBin/Debugフォルダに作成されます。
GrapeCity.ActiveReports.Export.Excel.v12 アセンブリへの参照を追加する
注意: ActiveReports for .NET 12.0Jでは、アセンブリは 「..\ActiveReportsNET12\Bin\v12.xx.xxxx.1」 フォルダにインストールされます。 |
コードでワークブックを作成する
Windowsフォームのタイトルバーをダブルクリックして、Form_Loadイベントのイベント処理メソッドを作成します。以下の動作を行うには、イベントハンドラーにコードを追加します。
Visual Basic
Visual Basicコード(Form_Loadイベント内に貼り付けます) |
コードのコピー
|
---|---|
'ワークブックのシートコレクションにシートを追加します。 Dim sb As New GrapeCity.SpreadBuilder.Workbook() sb.Sheets.AddNew() '行、列およびセルに対し、プロパティまたは値を設定します。 With sb.Sheets(0) .Name = "顧客リスト" 'シート名を設定します。 .Columns(0).Width = 2 * 1440 '最初列の幅を設定します。 .Columns(1).Width = 1440 .Columns(2).Width = 1440 .Rows(0).Height = 1440 / 4 'ヘッダ行 .Cell(0, 0).SetValue("会社名") .Cell(0, 0).FontBold = True .Cell(0, 1).SetValue("担当者") .Cell(0, 1).FontBold = True .Cell(0, 2).SetValue("電話番号") .Cell(0, 2).FontBold = True '最初の行のデータ .Cell(1, 0).SetValue("GrapeCity") .Cell(1, 1).SetValue("中川一郎") .Cell(1, 2).SetValue("022-567-8223") End With 'ワークブックをExcelファイルへ保存します。 sb.Save(Application.StartupPath & "\x.xls") MessageBox.Show("スプレッドシートが" & Application.StartupPath & "\x.xlsに保存されました。") |
C#
C#コード(Form_Loadイベント内に貼り付けます) |
コードのコピー
|
---|---|
//ワークブックのシートコレクションにシートを追加します。 GrapeCity.SpreadBuilder.Workbook sb = new GrapeCity.SpreadBuilder.Workbook(); sb.Sheets.AddNew(); //行、列およびセルに対し、プロパティまたは値を設定します。 sb.Sheets[0].Name = "顧客リスト"; sb.Sheets[0].Columns(0).Width = 2 * 1440; sb.Sheets[0].Columns(1).Width = 1440; sb.Sheets[0].Columns(2).Width = 1440; sb.Sheets[0].Rows(0).Height = 1440/4; //ヘッダ行 sb.Sheets[0].Cell(0,0).SetValue("会社名"); sb.Sheets[0].Cell(0,0).FontBold = true; sb.Sheets[0].Cell(0,1).SetValue("担当者"); sb.Sheets[0].Cell(0,1).FontBold = true; sb.Sheets[0].Cell(0,2).SetValue("電話番号"); sb.Sheets[0].Cell(0,2).FontBold = true; //最初の行のデータ sb.Sheets[0].Cell(1,0).SetValue("GrapeCity"); sb.Sheets[0].Cell(1,1).SetValue("中川一郎"); sb.Sheets[0].Cell(1,2).SetValue("022-567-8223"); //ワークブックをExcelファイルへ保存します。 sb.Save (Application.StartupPath + @"\x.xls"); MessageBox.Show("スプレッドシートが" + Application.StartupPath + @"\x.xlsに保存されました。"); |
Excelファイルを表示する