GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J
データの流れ

Chartコントロールは、独自のデータソース(DataSourceプロパティ)を持ち、実行時にデータソースからデータを取得します。他のコントロールのように、DataFieldプロパティによってデータをバインドすることはできません。

Chartコントロールがデータを取得し、グラフとして表示するまでの流れは、以下のとおりです。

  1. ChartコントロールのDataSourceプロパティに、デザイン時、または実行時にデータソースを設定します。これはレポートにデータソースを設定するのと同様の作業です。
  2. レポートの実行時に、データソースのフィールドに関連づけられた系列(Series)がデータソースからデータを取得し、データ点(DataPoint)のコレクションを得ます。
  3. 得られたデータ点から、グラフが描画されます。

最終的に描画されるデータは、系列が保持しているデータ点のコレクション(すなわち、 SeriesクラスのPointsプロパティ)となります。

 

 


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