GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0J
OutputHtmlData メソッド

GrapeCity.ActiveReports.Document アセンブリ > GrapeCity.ActiveReports.Export.Html 名前空間 > IOutputHtml インターフェース : OutputHtmlData メソッド
出力に関する情報。
HtmlExportクラスによって呼び出され、データを出力します。Output Html Dataの実装では、info引数で渡されたデータを使用し、実装が必要とするように格納します。
シンタックス
'宣言
 
Function OutputHtmlData( _
   ByVal info As HtmlOutputInfoArgs _
) As String
string OutputHtmlData( 
   HtmlOutputInfoArgs info
)

パラメータ

info
出力に関する情報。

戻り値の型

HtmlExportクラスによって、データを出力するために呼び出されます。OutputHtmlDataメソッドの実装では、info引数で渡されたデータを使用し、ユーザーが必要とするように格納します。戻り値は、呼び出し元のHtmlExportクラスがデータからメインHTMLページへリンクを追加するために使用できる「ファイル名」でなければなりません。たとえば、HTMLページの作成中にHTML(img)として出力される画像がある場合、HtmlExportオブジェクトはこのメソッドを呼び出してユーザーにデータを提供し、OutputHtmlData(つまりファイル名)からの戻り値は src属性の値として使用されます。HTMLページの準備ができたら、OutputHtmlDataが再度呼び出されて実際のHTMLページのデータが渡されます。この場合、OutputHtmlData実装によって返されたファイル名は使用されません。
解説

OutputHtmlDataの実装はinfo引数に渡されたデータを使用し、実装元が必要とする場合にそのデータを格納します。戻り値は、呼び出し元のHtmlExportクラスが、メインのHTMLページからデータへのリンクを配置するために使用できるファイル名になります。たとえば、HTMLページが生成されているときに、HTML imgとして出力される画像があると、HtmlExportオブジェクトはこのメソッドを呼び出し、データを実装元に提供します。OutputHtmlDataからの戻り値(ファイル名)は、src属性の値として使用されます。

HTMLページが準備できると、OutputHtmlDataが再度呼び出されて実際のHTMLページのデータを渡します。この場合、OutputHtmlData実装によって返されるファイル名は使用されません。

参照

IOutputHtml インターフェース
IOutputHtml メンバ