セクションレポートでは、注釈を含むレポートをRDFファイルとして保存できます。実行時に注釈を追加することも可能です。
次の手順は、Visual Studioのプロジェクトにセクションレポート(コード)のテンプレートを追加したことを前提にしています。追加の詳細については、「クイックスタート」を参照してください。
注釈を保存する
以下の手順は、ビューワに[注釈付きレポートを保存する]ボタンを追加し、注釈付きレポートをRDFファイルに保存する方法を説明します。
Visual Basic
Visual Basicコード (Button_Clickイベント内に張り付けます) |
コードのコピー
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Me.Viewer1.Document.Save("C:\UserAnnotations.rdf") |
C#
C#コード (button_Clickイベント内に張り付けます) |
コードのコピー
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this.viewer1.Document.Save("C:\\UserAnnotations.rdf"); |
実行時に注釈を追加する
以下の手順では、実行時に注釈を追加し、レポートデータと注釈をRDFファイルに保存する方法を説明します。
Visual Basic
Visual Basicコード (クラスの上に張り付けます) |
コードのコピー
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Imports GrapeCity.ActiveReports.Document.Section.Annotations |
Visual Basicコード (Form_Loadイベント内に張り付けします) |
コードのコピー
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Dim rpt As New SectionReport1 'レポートを実行します。 rpt.Run() 'ビューワにドキュメントを設定します。 Me.Viewer1.Document = rpt.Document '注釈を作成し、プロパティ値を割り当てます。 Dim circle As New AnnotationCircle circle.Color = System.Drawing.Color.GreenYellow circle.Border.Color = System.Drawing.Color.Chartreuse '注釈を追加します。 circle.Attach(1,1) '画面位置 Me.Viewer1.Document.Pages(0).Annotations.Add(circle) 'サイズを設定します。この注釈は最初のページに作成されます。 circle.Height = 0.25 circle.Width = 0.50 '注釈を含むレポートをRDFファイルに保存します。 rpt.Document.Save("C:\AnnotatedReport.rdf") |
C#
C#コード (クラスの上に張り付けます) |
コードのコピー
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using GrapeCity.ActiveReports.Document.Section.Annotations; |
C#コード (Form_Loadイベント内に張り付けします) |
コードのコピー
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SectionReport1 rpt = new SectionReport1(); //レポートを実行します。 rpt.Run(); //ビューワにドキュメントを設定します。 this.viewer1.Document = rpt.Document; //注釈を作成し、プロパティ値を割り当てます。 AnnotationCircle circle = new AnnotationCircle(); circle.Color = System.Drawing.Color.GreenYellow; circle.Border.Color = System.Drawing.Color.Chartreuse; //注釈を追加します。 circle.Attach(1,1); //画面位置 this.viewer1.Document.Pages[0].Annotations.Add(circle); //サイズを設定します。この注釈は最初のページに作成されます。 circle.Height = 0.25f; circle.Width = 0.50f; //注釈を含むレポートをRDFファイルに保存します。 rpt.Document.Save("C:\\AnnotatedReport.rdf"); |