GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0J
共存について
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ActiveReports for .NETは、異なるバージョンを同一マシンに共存させることができます。次のトピックは、共存に関する情報をまとめて記載します。

開発環境の共存

ActiveReports for .NET 14.0Jは、ActiveReports for .NETの旧バージョンと同一マシンにインストールして共存できます。

デザイナの共存

ActiveReports for .NETのデザイナは、Visual StudioのIDE(統合開発環境)に統合されることで使用できるようになります。次の表はデザイナが対応するVisual Studioのバージョンを示します。

Visual Studio 2012 Visual Studio 2013 Visual Studio 2015 Visual Studio 2017 Visual Studio 2019
ActiveReports for .NET 7.0J SP2以降 × × ×
ActiveReports for .NET 9.0J SP2以降 × ×
ActiveReports for .NET 11.0J ×
ActiveReports for .NET 12.0J
ActiveReports for .NET 14.0J ×

ActiveReports for .NET 14.0Jと12.0J、11.0J、9.0J、または7.0JのデザイナをVisual Studio 2012、Visual Studio 2013、Visual Studio2015、Visual Studio 2017、Visual Studio2019上で共存させる場合は、RPX/RDLXデザイナ切替ツール(ReportDesigner.Switcher.exe)を使用してデザイナを切り替える必要があります。詳細については、次の「デザイナの切り替え方法について」をご参照ください。

デザイナの切り替え方法について

以前のバージョンのデザイナに切り替えるには、以前のバージョンのActiveReports for .NETのRPX/RDLXデザイナ切替ツールを使用する必要があります。詳細については、「ActiveReports for .NET 12.0Jの製品ヘルプ」を参照してください。

プロジェクトの共存

実行(配布先)環境の共存

.NET Frameworkには、厳密なアセンブリ識別機構が盛り込まれており、Visual Studioで作成した実行ファイルやアセンブリは、それらが依存するアセンブリを名前とバージョンおよびその他の情報を使って判別します。

そのため、異なるバージョンで作成したアプリケーションを、実行環境上において共存させることができます。

コンポーネントの配置方法については、「ランタイムファイルの配布について」や「アプリケーションの配布」を参照してください。

実行環境上において、旧バージョンで作成したアプリケーションを14.0Jで作成したアプリケーションに移行するには「実行(配布先)環境の移行」を参照してください。