レポートにデータをバインドする場合、まずはデータソースとの接続を設定します。データソースとの接続後は、レポートに表示するデータを取得するためにデータセットが必要となります。
ActiveReportsでは、[レポートデータソース]ダイアログを使用してデータソースの詳細を設定することができます。
[レポートデータソース]ダイアログでは、使用するデータの種類や接続文字列など、データソースに関する詳細設定を行います。さらに、共有参照を設定して単一のトランザクションを使用する共有データソースを設定することも可能です。追加したデータソースは、[レポートエクスプローラ]で[データソース]ノードの下に表示されます。また、単一レポートに複数データソースを追加することもできます。
データセットは、レポートに表示するデータをデータソースから取得します。[データセット]ダイアログ では、コマンドの種類やクエリ文字列の設定など、データセットに関する詳細設定を行います。
また、タイムアウトの期間やデータオプションの管理、フィールドやパラメータ、フィルタの追加を行うこともできます。ただし、XML型データの場合、XPath式のあるフィールドを手動で追加する必要があります。データセットの追加が完了すると、[レポートエクスプローラ]の[データソース]ノードの下にデータセットに関するフィールドがすべて表示されます。1つのデータソースで複数のデータセットを追加することも可能です。