GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0J
Formatted Text
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FormattedTextレポートコントロールは、マージ操作を行うことができます。加えて、XHTMLで書式付きテキストを表示することができます。FormattedTextレポートコントロール内のテキストの書式を設定するには、[Html]プロパティにXHTMLコードを入力します。

[デザイナ]タブには、HTMLテキストが適用した書式で表示されるので、実行時にテキストがどのように表示されるかをすぐに確認することができます。

サポートされるHTMLタグ

ActiveReportsは、このリストに含まれていない有効なHTMLタグを使用した場合、これらを無視します。

注意: [Html]プロパティで使用されるすべてのテキストは、<body></body>タグで囲む必要があります。
タグ 解説
<%MergeFieldName%> マージフィールドを挿入します。
<!-- -- > コメントを定義します。
<!DOCTYPE> ドキュメント型を定義します。
<a> アンカーを定義します。
<abbr> 省略を定義します。
<acronym> 識別子を定義します。
<address> アドレス要素を定義します。
<b> 太字のテキストを定義します。
<base /> ページ内のすべてのリンクのためのベースURLを定義します。
<bdo> 表示テキストの向きを定義します。
<big> 大きいテキストを定義します。
<blockquote> 長い引用文を定義します。
<body> ボディー要素を定義します(必須)。
<br /> 改行を一行挿入します。
<caption> テーブルのキャプションを定義します。
<center> テキストを中央に定義します。
<cite> 引用文献を定義します。
<code> コンピュータコードテキストを定義します。
<col> テーブルの列の属性を定義します。
<dd> 定義の記述を定義します。
<del> 削除したテキストを定義します。
<dir> ディレクトリリストを定義します。
<div> ドキュメント内にセクションを定義します。
<dfn> 定義の用語を定義します。
<dl> 定義リストを定義します。
<dt> 定義の用語を定義します。
<em> 強調するテキストを定義します。
<h1> to <h6> ヘッダ1から6までを定義します。
<head> ドキュメントに関する情報を定義します。
<hr /> Horizontal Ruleを定義します。
<html> htmlドキュメントを定義します。
<i> 斜体テキストを定義します。
<img />

画像を定義します。画像のパスを定義するには、次のようにSRC 属性を使用します。
<img src="https://.../images/image.png"/>

レポートに埋め込まれた画像を参照するには、画像名を指定します。たとえば、
<img src="image_name"/>

<ins> 挿入されたテキストを定義します。
<kbd> キーボードテキストを定義します。
<li> リストアイテムを定義します。
<link> リンクを定義します。
<map> 画像マップを定義します。
<menu> メニューリストを定義します。
<ol> 順序付きリストを定義します。
<p> 段落を定義します。
<pre> 書式設定済みテキストを定義します。
<q> 短い引用文を定義します。
<s> 取り消し線のテキストを定義します。
<samp> サンプルコンピュータコードを定義します。
<small> 小さいテキストを定義します。
<span> ドキュメント内にセクションを定義します。
<strike> 取り消し線のテキストを定義します。
<strong> Strongテキストを定義します。
<style> スタイルを定義します。
<sub> 下付きテキストを定義します。
<sup> 上付きテキストを定義します。
<table> テーブルを定義します。
<tbody> テーブルのボディーを定義します。
<td> テーブルのセルを定義します。
<tfoot> テーブルのフッタを定義します。
<th> テーブルのヘッダを定義します。
<thead> テーブルのヘッダを定義します。
<tr> テーブルの行を定義します。
<tt> テレテキストを定義します。
<u> アンダーラインテキストを定義します。
<ul> 順序なしのリストを定義します。
注意: HTMLのプロパティに「&」を入力するには、&amp;を使用する必要があります。

プロパティ設定ダイアログ

FormattedTextレポートコントロールのプロパティはプロパティ設定ダイアログで設定することができます。このダイアログを表示するには、レポート上のFormattedTextコントロールを選択した状態で、[プロパティ]ウィンドウ内にある[プロパティ設定ダイアログ]のリンクをクリックします。表示される[FormattedText]ダイアログが、FormattedTextコントロールのプロパティ設定ダイアログにあたります。

[FormattedText]ダイアログでは、以下の各ページを使用してFormattedTextレポートコントロールのプロパティを設定することができます。

[全般]

[名前]: まだレポートに使用されていない一意のFormattedTextの名前を入力します。

[ツールヒント]: HTMLレポートでTITLE属性やALT属性を表示するために使用されるレポートアイテムのテキストラベル。

[表示]

[レポートの初期実行時

[次のレポートアイテムでの表示の切り替えを可能にする]: 他のレポートアイテムにトグルを表示するには、このチェックボックスをオンにします。ドロップダウンが有効になり、トグルに使用するTextBoxを指定可能になります。ユーザーがトグルをクリックして、FormattedTextを表示、または非表示にすることができるようになります。

[ナビゲーション]

[見出しマップラベル]: 目次(見出しマップ)でこのアイテムを表すためのラベルとして使用する式を入力します。

[ブックマークID]: FormattedTextの位置を示すIDを入力します。[ブックマークに移動]アクションと組み合わせて使用することにより、別のレポートコントロールからこの項目にリンクすることができるようになります。

[外観]

[背景]

: FormattedTextの背景に使用する色を設定します。

画像: FormattedTextの背景として設定する画像を選択します。

メモ: BackgroundColorBackgroundImageプロパティは、<データの可視化>オプションも提供しています。このオプションのダイアログを使用して、データ可視化の式を作成することができます。

[罫線]

スタイル: 罫線のスタイルを選択します。

太さ: 罫線の太さを設定する値をポイント単位で入力します。

: 罫線の色を示すカラーを選択するか、<式...>オプションで[式エディタ]を開き、.NETの色を評価する式を作成します。

[データ出力]

[要素名]: このFormattedTextのXML出力に使用する名前を入力します。

[コレクション]: このグループのすべてのインスタンスのコレクションのXML出力に使用する名前を入力します。

[出力]: XML出力にこのFormattedTextを含めるかどうかを決定するため、[自動][はい][いいえ][コンテンツのみ]のいずれかを選択します。[自動]を選択すると、FormattedTextの内容がエクスポートされます。

[マージ]

[追加](+)ボタンをクリックしてマージフィールドに新しいグループを追加します。また、[削除](X)ボタンを使用して削除します。

[フィールド]: まだレポートに使用されていない一意のフィールドの名前を入力します。これは、FormattedText内にフィールドを表示するために、Htmlプロパティの<%FieldName%>タグ内に使用されます。

[値]: マージ操作のために、コントロールにデータを引き出す式を入力します。 

下記は、FormattedTextにマージフィールドを追加するうえで使用することができるHTMLコードの例です。この例では、Field1Field2という2つのマージフィールドが追加されていることを前提しています。

以下のコードをFormattedTextコントロールの[Html]プロパティに貼り付けてください。
コードのコピー
<body><p>これは、<%Field1/%>と<%Field2/%>です。</p></body>
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