GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0J
ActiveReports 2.0Jからの移行
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ActiveX版のActiveReports 2.0Jからの移行について説明します。

ActiveReports for .NETでは、ActiveX版のActiveReports 2.0Jのレポートレイアウトファイル(rpx)を使用できます。但し、レポートレイアウトファイル(rpx)でVisual Basicなどのスクリプトのコードが書かれていた場合、それらは.NETにインポートできないので、これらは新しく.NET環境で書き直す必要があります。通常、ActiveX版であるActiveReports 2.0Jのレポートレイアウトを保存すると、デザイナファイル(DSR/DSX)が作成されます。レポートレイアウトファイル(rpx)に保存するには、ActiveReports 2.0Jデザイナでrpxファイルとして保存する必要があります。

プロジェクトへの組込み

rpx ファイルをプロジェクトに組み込む方法は次のとおりです。

メモ: ActiveReports 2.0Jのレポートレイアウトファイル(rpx)を直接プロジェクトに追加して使用する場合の動作については、サポートされません。必ず以下の手順で移行してください。
  1. [ソリューション エクスプローラー]で、項目を追加するプロジェクトを選択します。
  2. [プロジェクト]メニューの[新しい項目の追加]をクリックします。
  3. [テンプレート]ペインで、「ActiveReports 14.0J セクションレポート(コード)」または「ActiveReports 14.0J セクションレポート(XML)」を選択します。
  4. [開く]をクリックします。
  5. [レポート]メニューの[レイアウトファイルを開く]からrpxファイルを選択し、[開く]をクリックします。
    メモ:
    • Visual Basicなどのスクリプトのコードは、正しくインポートされません。
    • 罫線の影(Border.Shadow)は、移行されません。