色

Chartコントロールでは、色を使用して、グラフの外観性の向上、各系列の区別、データ情報の強調を行うことができます。

Chartコントロールは、系列内のデータの色を自動的に設定することができる定義済みカラーパレットをいくつか備えています。定義済みカラーパレットの詳細については、「ColorPalette列挙体」を参照してください。

これらの列挙体の値は、以下のようなコードを使用して、SeriesクラスのColorPaletteプロパティから設定します。

Visual Basicコード	コードのコピー
Me.ChartControl1.Series(0).ColorPalette = Chart.ColorPalette.Iceburg

C#コード	コードのコピー
this.chartControl1.Series[0].ColorPalette = GrapeCity.ActiveReports.Chart.ColorPalette.Iceburg;

グラデーションをオブジェクトの背景に使用すれば、さまざまなグラフセクションの外観を視覚的に強調することができます。グラデーションは以下のグラフセクションの背景に使用可能です。

実行時にグラデーションを設定するには、BackdropItemクラスのインスタンスを作成し、そのStyleプロパティを「Gradient」に設定します。Gradientプロパティを設定し、以下のサンプルコードのようにグラデーションに使用する２色を設定します。

Visual Basicコード	コードのコピー
Dim bItem As New GrapeCity.ActiveReports.Chart.BackdropItem bItem.Style = Chart.Graphics.BackdropStyle.Gradient bItem.Gradient = Chart.Graphics.GradientType.Vertical bItem.Color = Color.Purple bItem.Color2 = Color.White Me.ChartControl1.Backdrop = bItem

C#コード	コードのコピー
GrapeCity.ActiveReports.Chart.BackdropItem bItem = new GrapeCity.ActiveReports.Chart.BackdropItem(); bItem.Style = GrapeCity.ActiveReports.Chart.Graphics.BackdropStyle.Gradient; bItem.Gradient = GrapeCity.ActiveReports.Chart.Graphics.GradientType.Vertical; bItem.Color = System.Drawing.Color.Purple; bItem.Color2 = System.Drawing.Color.White; this.chartControl1.Backdrop = bItem;