GrapeCity ActiveReports for .NET 16.0J
CacheToDisk プロパティ
使用例 

GrapeCity.ActiveReports.Document 名前空間 > SectionDocument クラス : CacheToDisk プロパティ
レポート生成時やPDFエクスポート時、現在処理していないレポートのページを、メモリの代わりにハードディスクに格納するかどうかを取得または設定します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property CacheToDisk As Boolean
public bool CacheToDisk {get; set;}

プロパティ値

ブール型。デフォルト値はFalseです。

解説

このプロパティがTrueに設定されていると、一時ファイルが書き込まれます。 レポートの実行中にハンドルされない例外がある場合、これらの一時ファイルはシステム上に残っている可能性があります。ファイルの位置は以下の通りです。

WinForms: C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\IsolatedStorage

WebForms: C:\Documents and Settings\<machine name>\ASPNET\ Local Settings\Application Data\IsolatedStorage

CacheToDiskはページのキャンバス項目を保存するために分離ストレージを使用します。CacheToDiskを使用するためは、離ストレージフォルダに設定されている権限が必要です。
離ストレージで作成された一時ファイルとフォルダは自動的に削除されません。
注:このプロパティは大量のメモリを消費するレポートで処理時間が遅くなるため設定する必要があります。メモリ使用量で処理を終了できない危険性があるレポートのためこのプロパティはは作成されました。
PDFエクスポートはこの設定うを検出し、キャッシュレポートを エクスポートします。他のレポートはこの設定を無視するため、非常に大きいレポートの場合はメモリが不足する可能性があります。
このプロパティがTrueに設定されている場合、ClearCanvasItemsメソッドは正しく動作しません。

使用例
private void arv_Load(object sender, System.EventArgs e)
{
    rptDocument rpt = new rptDocument();
    rpt.Document.CacheToDisk = true;
    arv.LoadDocument(rpt);
}
Private Sub arv_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles arv.Load
    Dim rpt As New rptDocument
    rpt.Document.CacheToDisk = True
    arv.LoadDocument(rpt)
End Sub
参照

SectionDocument クラス
SectionDocument メンバ