GrapeCity ActiveReports for .NET 16.0J
AddNamedItem メソッド
使用例 

GrapeCity.ActiveReports 名前空間 > SectionReport クラス : AddNamedItem メソッド
新しいオブジェクトの名前。
新しいオブジェクトの値。
スクリプトのグローバル名前空間にオブジェクトを追加します。このメソッドを使用すると、プロジェクトに含まれるカスタムクラスをスクリプトに認識させることができます。アイテムが追加されると、スクリプトは、objectName文字列を使用して、オブジェクトとクラスに含まれる関数を参照できるようになります。
シンタックス
'宣言
 
Public Sub AddNamedItem( _
   ByVal objectName As String, _
   ByVal objectReference As Object _
) 
public void AddNamedItem( 
   string objectName,
   object objectReference
)

パラメータ

objectName
新しいオブジェクトの名前。
objectReference
新しいオブジェクトの値。
解説

このメソッドを使用すると、呼び出しアプリケーションからのデータレイヤやビジネスオブジェクトをレポートのスクリプトコンテキストに追加できます。たとえば、消費税を計算するメソッドを含むOrderクラスがあるとします。注文を印刷するときに、Orderクラスのインスタンスをレポートに渡すと、レポートクラスからそのメソッドを呼び出せます。このメソッドは、アプリケーションにコンパイルしたレポートではなく、スタンドアロンモードでレポートを実行するときに使用します。

使用例
//このクラスにコードを追加します。
public class clsMyItem 
{ 
      public clsMyItem() 
      { 
      } 
      public string getMyItem() 
      { 
            return "Hello"; 
      } 
} 

//レポートにこのコードを追加します。
private void rptAddNamedItem_ReportStart(object sender, System.EventArgs eArgs) 
{ 
      this.AddNamedItem("myItem", new clsMyItem()); 
}
'このクラスにコードを追加します。
Public Class clsMyItem 
      Public Function getMyItem() As String 
            getMyItem = "Hello" 
      End Function 
End Class 

'レポートにこのコードを追加します。
Private Sub rptAddNamedItem_ReportStart(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.ReportStart 
      Me.AddNamedItem("myItem", New clsMyItem())
End Sub
参照

SectionReport クラス
SectionReport メンバ
AddCode メソッド
ScriptLanguage プロパティ