GrapeCity ActiveReports for .NET 16.0J
フィールド式の追加
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セクションレポートでは、DataFieldプロパティで式を使用して、レポート内のTextBoxの出力形式を日付/時刻、数式、条件値などに指定できます。フィールド式はイコール(=)記号から始めます。

数式を使用する

TextBoxのDataFieldプロパティを任意の数式に変更します。

例:

=UnitPrice+5

=Quantity-5

=Quantity*UnitPrice

=UnitPrice/QuantityPerUnit

Substringを使用する

TextBoxのDataFieldプロパティを、文字列の中の指定された範囲の部分文字列に変更します。グループ化を設定する場合は、GroupHeaderのDataFieldプロパティを同じ値に変更します。

例:

=ProductName.Substring(0, 1)

日付または時刻を使用する

TextBoxのDataFieldプロパティを次のような値に変更します。

例:

=System.DateTime.Now.ToString()

条件値を作成する

TextBoxのDataFieldプロパティを任意の条件式に変更します。

例:

=(UnitsInStock > 0)?"在庫あり":"再注文"

フィールドを結合する

テキストボックスのDataFieldプロパティを以下のように変更します。

例:

="在庫に" + ProductName + "の" + UnitsInStock + "品目があります。"

=TitleOfCourtesy + " " + FirstName + " " + LastName

メモ: ActiveReportsではNull値を自動処理し、空文字列に置き換えます。

四捨五入する

テキストボックスのDataFieldプロパティを以下のように変更します。

例:

=(double)System.Math.Round(UnitsInStock/10)

モジュール除算を使用する

テキストボックスのDataFieldプロパティを以下のように変更し、剰余(この場合は2)を取得します。

例:

 =22%(5)

Null値を置き換える

テキストボックスのDataFieldプロパティを次のように変更し、Nullを任意の値に変更します。

例:

=(UnitsInStock == System.DBNull.Value) ? "在庫はありません。 " : UnitsInStock