本ンサンプルでは、ViewerコントロールのHyperlinkイベントを使用して、ドリルスルーレポートを作成する方法を紹介します。
フォルダ
Visual Basic.NET
<User Folder>\ActiveReportsNET16\Samples\Advanced\Section\CustomDrillThrough\VB.NET
C#
<User Folder>\ActiveReportsNET16\Samples\Advanced\Section\CustomDrillThrough\C#
実行時の機能
サンプルを実行すると、顧客IDにハイパーリンクが設定されたメインレポートが表示されます。次に、顧客IDのハイパーリンクをクリックすると、選択した顧客IDの詳細情報を表示します。また、受注IDのハイパーリンクをクリックすると、選択した受注IDの詳細情報を表示します。この機能により、任意の顧客IDの詳細情報を確認できます。
メモ: サンプルを実行するには、NorthWindデータベース(..\Samples\Data\Nwind.mdb)へのアクセス権限が必要です。サンプルでデータファイルにアクセスできない場合は、上記フォルダを作成して各データファイルをその中に配置するか、またはお客様の環境に合わせてフォルダ内のデータファイルへの参照パスを変更してください。
プロジェクトの構造
ViewerFormフォーム
DrillThroughMainレポート
メインのレポートです。
PageHeaderセクション
Detailセクション
セクションのRepeatToFillプロパティをTrueに設定しています。この設定により、データが1ページに満たない場合でも同じレイアウトとしてレポートを作成します。
セクションのBeforePrintイベントを使用して、txtCustomerIDテキストボックスのHyperLinkプロパティを設定しています。
DrillThrough1レポート
SQLクエリにcustomerIDパラメータを設定しています。DrillThroughMainレポートのHyperLinkから渡されたcustomerIDに対する受注の詳細を表示します。
GroupHeaderセクション
データの項目名をヘッダに表示します。また、各ページに表示するために、RepeatStyleプロパティをOnPageに設定しています。
Detailセクション
<% ~ %>で指定したSQLパラメータが、ActiveReportsのパラメータコレクションに追加されます。詳細については、「パラメータ」を参照してください。
セクションのBeforePrintイベントを使用して、txtOrderIDテキストボックスのHyperLinkプロパティを設定しています。
DrillThrough2レポート
DrillThrough1レポート同様、SQLクエリにorderIDパラメータを設定しています。DrillThrough1レポートのHyperLinkから渡されたorderIDに対する受注の詳細を表示します。
GroupHeaderセクション
Detailセクション
<% ~ %>で指定したSQLパラメータが、ActiveReportsのパラメータコレクションに追加されます。詳細については、「パラメータ」を参照してください。