ActiveReportsでは、レポートでブール値を表す場合、CheckBoxコントロールを使用できます。デフォルトでは、コントロールはテキストが右に付いた小さなボックスとして表示されます。DataField値が「True」に評価された場合、小さなボックスがチェックマーク付きで表示され、「False」の場合は、ボックスが空で表示されます。デフォルトでは、チェックボックスは空です。
CheckBoxレポートコントロールのプロパティは、プロパティ設定ダイアログで設定することができます。このダイアログを表示するには、レポート上のCheckBoxコントロールを選択した状態で、[プロパティ]ウィンドウ内にある[プロパティ設定ダイアログ]のリンクをクリックします。表示される[CheckBox]ダイアログが、CheckBoxコントロールのプロパティ設定ダイアログにあたります。
[CheckBox]ダイアログでは、以下の各ページを使用してCheckBoxレポートコントロールのプロパティを設定することができます。
メモ: プロパティの多くに用意されている<式...>オプションをクリックすると、[式エディタ]ダイアログが表示されます。このダイアログでは、値を決定する式を作成することができます。また、Checkedプロパティの場合は、コントロールのコンテキストメニューからもアクセスできます。列挙型の値を持つプロパティの場合は、値は式エディタの左側の[フィールド]ツリービューの[定数]の下に表示されます。
[全般]
[名前]: まだレポートに使用されていない一意のCheckBoxの名前を入力します。この名前は、[レポートエクスプローラ]の[ドキュメントアウトライン]ノード内、およびXML出力時に表示されます。
[ツールヒント]: HTMLレポートでTITLE属性やALT属性を表示するために使用されるレポートアイテムのテキストラベル。
[値]: 式、または静的ラベルを入力するか、ドロップダウンリストからフィールド式を選択します。[式エディタ]を使用するには、リストから<式...>を選択します。この式、またはテキストの値は、レポート上のチェックボックスの右側に表示されます。
[表示]
[レポートの初期実行時]
[次のレポートアイテムでの表示の切り替えを可能にする]: CheckBoxを表示、または非表示にするためのトグルとして使用するレポートのコントロールを指定する場合、このチェックボックスをオンにします。次に、トグルを表示するTextBoxコントロールを指定します。ユーザーがこのレポートコントロールをクリックすると、CheckBoxの表示/非表示が切り替わります。
[外観]
[スタイル]: 罫線のスタイルを選択します。
[太さ]: 罫線の太さに設定する値をポイント単位で入力します。
[色]: 罫線の色を示すカラーを選択するか、<式...>オプションで[式エディタ]を開き、.NETの色を評価する式を作成します。
[色]: チェックボックスの背景として設定する色を選択します。
[画像]: チェックボックスの背景として設定する画像を選択します。
[フォント]
[フォント名]: フォントファミリ名、またはフォントのテーマを選択します。
[サイズ]: ポイント単位でサイズを選択するか、テーマを使用します。
[スタイル]: 「Normal」、「Italic」のいずれかを選択するか、テーマを選択します。
[太さ]: 列挙した太さの値を選択するか、テーマを選択します。
[色]: テキストの色を選択します。
[文字飾り]: 「None」、「Underline」、「Overline」、「LineThrough」、「DoubleUnderline」の値から選択します。
[配置]
[データ出力]
[要素名]: このCheckBoxのXML出力に使用する名前を入力します。
[出力]: XML出力にこのCheckBoxを含めるかどうかを決定するため、[自動]、[はい]、[いいえ]のいずれかを選択します。[自動]は、値が一定でない場合にのみ、CheckBoxの内容をエクスポートします。
[レンダリング]: [自動]、[要素]、[属性]のいずれかを選択して、エクスポートされたXMLファイルでチェックボックスを要素、または属性として表示するかどうかを設定します。[自動]を選択すると、レポートの設定を使用します。
属性の例 : <table1 checkbox3="Report created on:7/26/2005 1:13:00 PM">
要素の例 : <table1> <checkbox3>Report created on:7/26/2005 1:13:28 PM</checkbox3>