GrapeCity ActiveReports for .NET 16.0J
アイコン
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データに合わせてアイコン画像を表示します。ActiveReportsでは製品に付属されている標準のアイコンセット(イメージストリップ)のほかに、独自のアイコンセットも使用可能です。

標準のアイコンセット

名前 画像
Checkbox
3TrafficLights
Arrows
Blank
Flags
GrayArrows
Quarters
Ratings
RedToBlack
Signs
Symbols1
Symbols2
TrafficLights

注意: アイコンセットを使用する場合、Sourceプロパティを[Database]に設定する必要があります。

パラメータ

アイコンセットに存在するアイコン数が5個より少ない場合は、その分の引数を「False」に設定します。

構文

=IconSet("Flags", False, True, False, False, False)

使用例

パラメータとして設定されたブール型の式を順番に評価し、最初にTrueを返したパラメータの画像を表示します。

以下の例では、「Difference」フィールドの値が10より大きい場合に第1記号(緑フラグ)、0より大きい場合に第2記号(黄色フラグ)、0以下の場合に第3記号(赤フラグ)を表示します。この「Flags」アイコンセットに画像が存在しない、第4、第5パラメータに対しては、Falseを指定します。

TextboxのBackgroundImage.Value プロパティに貼り付けます
コードのコピー
=IconSet("Flags", Fields!Difference.Value > 10,Fields!Difference.Value > 0, Fields!Difference.Value <= 0, False, False)

独自のアイコンセット

標準のアイコンセットの他に、任意の画像を使用した独自のアイコンセットも利用できます。

独自のアイコンセット画像を使用する

アイコンセット画像は、以下の条件を満たす必要があります。

  1. .NET Frameworkが処理できる形式であること。
  2. アイコンセットのサイズは 120 x 24 ピクセルであること。
  3. 各画像は 24 x 24 ピクセルのサイズであること。
  4. アイコンセット内の画像数が5個以下であること。
  5. アイコンセット内の画像数が5個より少ない場合、埋め込む空スペースがあること。

構文

独自のアイコンセット画像を使用する場合も、TextBoxコントロール、CheckBoxコントロール、ShapeコントロールおよびContainerコントロールのBackgroundImage.Valueプロパティ、またはImageコントロールのValueプロパティに構文を記載します。

構文では、第1引数に画像の場所を指定します。第2~6引数は標準のアイコンセットを使用する場合と同じです。

外部の画像を使用する

=IconSet(アイコンセット画像のパスまたはURL, 条件#1, 条件#2, 条件#3, 条件#4, 条件#5) 
外部画像パスの例
コードのコピー
=IconSet("C:\Images\customstrip.bmp", Fields!Difference.Value > 10,Fields!Difference.Value > 0, Fields!Difference.Value <= 0, False, False)




外部画像URLの例
コードのコピー
=IconSet("http://mysite.com/images/customstrip.gif", Fields!Difference.Value > 10,Fields!Difference.Value > 0, Fields!Difference.Value <= 0, False, False)

アセンブリリソースの画像を使用する

=IconSet("res:[アセンブリ名]/リソース名", 条件#1, 条件#2, 条件#3, 条件#4, 条件#5) 
アセンブリリソース画像の例
コードのコピー
=IconSet("res:ReportAssembly, Version=1.1.1.1./ReportAssembly.Resources.Images.CustomImage.png", Fields!Difference.Value > 10,Fields!Difference.Value > 0, Fields!Difference.Value <= 0, False, False)

組み込み画像を使用する

=IconSet("embeddedImage:ImageName", 条件#1, 条件#2, 条件#3, 条件#4, 条件#5) 
組み込み画像の例
コードのコピー
=IconSet("embeddedImage:Grades", Fields!Difference.Value > 10,Fields!Difference.Value > 0, Fields!Difference.Value <= 0, False, False)

テーマの画像を使用する

=IconSet("theme:ThemeImageName", 条件#1, 条件#2, 条件#3, 条件#4, 条件#5) 
テーマ画像の例
コードのコピー
=IconSet("theme:Grades", Fields!Difference.Value > 10,Fields!Difference.Value > 0, Fields!Difference.Value <= 0, False, False)

データの可視化ダイアログ

構文を記述する以外に、[データの可視化]ダイアログから設定することもできます。

ダイアログを開くには、TextBoxコントロールのBackgroundImage.Valueプロパティ、またはImageコントロールのValueプロパティをドロップダウンし、<データの可視化>を選択します。ダイアログ上で、構文の場合の引数に対応した各オプションを設定します。

Icon Set Data Visualizer dialog

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