Imageレポートコントロールは、レポートの埋め込み画像、プロジェクト内に追加した画像、データベース、URL をレポートに表示することができます。レポートにImageコントロールを配置した後、「プロパティウィンドウ」のSourceプロパティで画像を指定することができます。詳細については、「画像の操作」を参照してください。
サポートされている形式は、Base64文字列、Byte[]、BMP、JPG、JPEG、JPE、GIF、PNG、EMF、WMF、およびSVGです。
Imageの各プロパティは、プロパティ設定ダイアログで設定することができます。このダイアログを表示するには、レポート上のImageコントロールを選択した状態で、［プロパティ］ウィンドウ内にある［プロパティ設定ダイアログ］のリンクをクリックします。表示される［Image］ダイアログが、Imageレポートコントロールのプロパティ設定ダイアログにあたります。
［Image］ダイアログでは、以下の各ページで本コントロールのプロパティを設定することができます。
［全般］
［名前］: まだレポートに使用されていない一意のImageの名前を入力します。この名前はコード内に呼び出すことができます。
［ツールヒント］: HTMLレポートでTITLE属性やALT属性を表示するために使用されるレポートアイテムのテキストラベル。
［次の画像を使用］: 表示する画像の名前を入力します。下記の［画像ソースの選択］に応じて、画像の参照、埋め込む画像の選択、データベース、を表示することができます。このプロパティは＜データの可視化＞のオプションも提供しています。このオプションを選択すると［データの可視化］ダイアログが表示され、可視化の種類や各値の式を選択することができます。
［画像ソースの選択］: 「External」、「Embedded」、「Database」のいずれかを選択します。
［MIMEの種類］: 選択した画像のMIMEの種類を選択します。利用可能な値は、image/bmp、image/jpeg、image/gif、image/png、image/emf、image/wmf、image/x-emf、image/x-wmf、image/svg+xmlです。
［表示］
［レポートの初期実行時］
［次のレポートアイテムでの表示の切り替えを可能にする］: このチェックボックスをオンにすると、他のアイテムにトグルスイッチを表示し、この画像の表示・非表示を切り替えられるようになります。
［ナビゲーション］
画像をクリックした時に実行するアクションを1つ選択します。
なし: 実行時にImageをクリックしても、何も実行されません（デフォルト）。
レポートに移動: ドリルスルーレポートを作成するには、このオプションを選択して、ローカルレポートの名前を指定するか、他のフォルダにあるレポートの相対パス、あるいは別のサーバー上にあるレポートのフルパスを指定します。
パラメータ: 対象となるレポートの各パラメータの［名前］、送信する［値］、パラメータを［省略］するかどうかを指定します。
注意： 指定するパラメータ名は対象レポートのパラメータと確実に一致する必要があります。ヒント: ［削除］（X）ボタン、矢印ボタンを使用して、パラメータの削除、または順序の変更をすることができます。ブックマークに移動: このオプションを選択して有効な［ブックマークID］を指定すると、そのIDを持つレポートアイテムへの移動が可能になります。
URLに移動: このオプションを選択して有効なURLを指定すると、Webページへのハイパーリンクを作成することができます。
［見出しマップラベル］: 目次（見出しマップ）にこのアイテムを表示するためのラベルとして使用する式を入力します。
［ブックマークID］: この画像のロケータとして使用する式を入力します。次に、［ブックマークに移動］アクションを使用することで、別のレポートコントロールからこの項目にブックマークリンクを提供することが可能になります。