本サンプルでは、サーバーが他の場所でホストされている場合に、ASP .NET Coreを使用したWebアプリケーションでJSビューワを使用する方法を紹介します。このサンプルは、以下の2つのアプリケーションで構成され、CORS(オリジン間リソース共有)の使用方法を示します。
- CORS.Client:クライアントが1つのサーバーからリソース(レポート)を要求します。
- CORS.Server:サーバーはクライアントに応答を送り返します。
メモ:
- サンプルを実行する前に、.NET 6.0 SDKがシステムにインストールされている必要があります。
- Visual Studio 2022のバージョン 17以降が必要です。
- Internet Information Services (IIS)に展開するために、.NET Core ホスティング バンドルがインストールされている必要があります。詳細については、MSDNの「.NET Core ホスティング バンドルのインストール」を参照してください。
フォルダ
<User Folder>\ActiveReportsNET16\Samples\WebSamples\JSViewer_CORS_Core
実行時の機能
両方のアプリケーションをビルドし、サーバーアプリケーション(CORS.Server)を実行してからクライアントアプリケーション(CORS.Client)を実行する必要があります。
クライアントアプリケーションを実行すると、JSビューワ開かれ、以下のレポートを含むページが表示されます。左パネルのリストでレポートを選択すると、レポートをプレビューすることができます。
- AcmeStore.rdlx
- AnnualReport.rdlx
- Invoice.rdlx
- InvoiceList.rdlx
- Project & ResourceAnalysis - Staff Performance Analysis.rdlx
- Statistical analysis scatter plot.rdlx
- User defined report columns.rdlx
- Invoice.rpx
- Invoice_Colored.rpx
サーバープロジェクトの構造
Controllersフォルダ
このフォルダには、HomeControllerファイルが含まれます。このファイルでは、ユーザ対話を処理して、メーンビューを返すコードが含まれます。
packages.configファイル
このファイルには、インストールされているパッケージに関する情報が含まれます。
Startup.cs
UseReporting()ミドルウェアを追加して、ActiveReportsのAPIとハンドラのミドルウェアを構成し、UseCors()ミドルウェアを追加して、CORSを有効にします。
Web.config
HTTPハンドラの設定を追加しています。
ActiveReportsのバージョンを更新する際に、ここでは手動でバージョン情報を更新する必要があります。
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