マルチプロットチャートは、共通のX軸を持ち、Y軸に異なる値を表示します。マルチプロットチャートを作成できるチャートの種類は次のとおりです。
2つのプロット間でデータポイントを比較するには、式エディタ(プロット> ルール > 条件)で次の関数を使用できます。
現在データ:指定されたプロット上のデータポイントの現在の値を表します。
例:=CurrentValue("plot1"); =CurrentValue("plot1","high");
次データ:指定されたプロットの現在の値の次のデータポイント値を表します。
例: =NextValue("plot1"); =NextValue("plot1","high");
前データ:指定されたプロットの現在の値より前のデータポイント値を表します。
例: =PreviousValue("plot1"); =PreviousValue("plot1","high");
メモ:上記の例の2番目の引数はオプションであり、財務グラフまたはガントチャートでのみ必要です。サポートされている値は、high、low、open、close、lower、upperです。
以下は、マルチプロットチャートの例などを紹介しています。
このグラフには、Ship Cityカテゴリデータを含む2つのプロット(折れ線と縦棒)があります。チャートのPlot2には、RuleDesigner コレクションエディターで次のようにRules > Rule1が設定されます。
このグラフには、DateTimeカテゴリデータを含む2つのプロット(HiLoOpenCloseと折れ線)があります。チャートのPlot1には、RuleDesigner コレクションエディターでRules > Rule1が設定されます。
このグラフには、Product Lineカテゴリデータを含む2つのプロット(エリアと縦棒)があります。チャートのPlot2には、RuleDesigner コレクションエディターでRules > Rule1が設定されます。