Visibilityプロパティを使用して、プレビュー時にページレポートのページを非表示または削除できます。
レポートページのVisibilityプロパティは、HiddenおよびToggleItemを使用して設定できます。これらのプロパティを使用すると、レポートをプレビューするときにページを表示するか非表示にするかを指定できます。
描画されたレポートでは、非表示のページが生成されません。
このプロパティは、指定した式または設定した値(TrueまたはFalse)に基づいて、レポートページを表示または非表示にします。ページを非表示にするには、このプロパティをTrueに設定します。ページを条件付きで非表示にするには、適切な式を入力します。
次の例は、ページレポートにページ1、ページ2、ページ3の3つのページが含まれているシナリオをもとに説明します。
上記のようにページを表示するには、3ページ目のHiddenプロパティを次のような式に設定します。この式は、注文金額を計算し、注文金額が0円になった場合にページを非表示にします。
=iif(Sum(Fields!Quantity.Value*Fields!UnitPrice.Value)=0, True, False).
次の画像は、注文金額0円になった場合に、レポートの注文の3つのページがどのように表示されるかを示します。
注文金額が0円になった場合に、注文の最初の2つのページのみが描画され、「領収書」ページは表示されません。
このプロパティを使用すると、レポートのテキストボックスをクリックすることで、ページの表示を切り替えます。描画されたレポートでは、選択したテキストボックスの横にトグルアイテムとして「+」アイコンが表示されます。「+」アイコンをクリックすると、このページを表示または非表示にできます。
Hiddenプロパティを使用して、ページの初期表示状態を設定することもできます。