GrapeCity ActiveReports for .NET 16.0J
単体のデザイナ
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単体のデザイナは、GrapeCity ActiveReports for .NET 16.0JのインストーラにバンドルされているGrapeCity.ActiveReports.DesignerClassic.exeのことを示します。このアプリケーションは、デザイナと共にツールボックス、ツールバー、メニュー、レポートエクスプローラ、[プロパティ]ウィンドウから構成され、Visual Studioと同様なルック&フィールを提供します。[スタート]メニューにDesignerコントロールの実行ファイルを提供しています。

単体のデザイナは、ページレポート、RDLレポートおよびセクションレポートのすべての形式をサポートします。このデザイナでは、デフォルトとしてRDLレポートがロードされています。単体のデザイナアプリケーションではレポートを作成し、.rpx形式、または.rdlx形式に保存して、単体のビューワアプリケーションでロードすることができます。

ActiveReports 16に提供されている単体のデザイナは、以前のバージョンと比較して、ユーザーインタフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)が改善されており、さまざまなメニュー項目に対してアクセシビリティが向上されています。Visual Studioに統合されたデザイナは変更されておらず、UIも単体のデザイナの以前のバージョンに似ています。統合されたデザイナの詳細については、「ActiveReports for .NETデザイナの使用」を参照してください。

単体のデザイナにアクセスする

[スタート]メニューから、すべてのプログラム>GrapeCity ActiveReports for .NET 16.0Jへ移動し、[ActiveReports for .NET 16.0J デザイナ]を選択します。

または

単体のアプリケーションは以下に配置されています。

注意: 上記のアプリケーションを再配布することはできません。

デザイナ面

 

要素 説明
プレビュー レポートをプレビューします。
レポートエクスプローラ デザイナ面で使用されたレポートアイテムの階層を示し、データソース、パラメータ、埋め込み画像、埋め込みスタイルシートなどを管理します。
グループエディタ デザイナ面で現在選択されているTablixデータ領域のグループメンバーの行グループ階層と列グループ階層を表示します。水平モードと垂直モードを切り替えることもできます。
レイヤー レイヤーを追加または削除したり、指定したレイヤーを最前面または最背面に移動します。レイヤー内の要素は、そのレイヤーのみで編集またはカスタマイズできます。
レポートコントロール レポートを作成するときに使用できるレポートコントロールとデータ領域。
元に戻す/やり直し デザイナ上の操作を元に戻すまたはやり直します。
新規作成 新しいレポートを作成します。ページレポート、RDLレポート、およびセクションレポートから選択できます。
開く 既存のレポートを開きます。
保存/名前を付けて保存 使用しているレイアウトに応じて、レポートを.rpx形式、または.rdlx形式に保存します。
メニュー

・ファイル: レポートを作成、開く、保存またはデザイナを終了するためのオプションが含まれます。
・編集:切り取り、コピー、貼り付け、削除、元に戻す、やり直し、すべて選択などの編集オプションが含まれています。

・レポート:レポートパラメータ、埋め込み画像、レポートプロパティを定義し、ヘッダとフッタの追加または削除(RDLレポートのみ)、およびスタイルシートを編集するオプションが含まれます。
・ヘルプ:デザイナに関する情報が含まれます。

デザイナ面 様々なレポートコントロールをドラッグ&ドロップして、レポートをデザインできます。
プロパティページ 選択したレポート要素のプロパティを表示します。複数の要素を選択する場合は、共通のプロパティのみが表示されます。
ライブラリ データソース、データセット、パラメータなどとともにレポートをデザイナに追加します。ライブラリに追加されたレポートの要素は、レポートを作成するときに使用できます。
ズーム機能 [+]ボタンおよび[-]ボタンを使用して、デザイナ面を拡大/縮小することができます。また、ショートカットキー[Ctrl]+[+]を押して拡大、および[Ctrl]+[-]を押して縮小することができます。
グリッド線の設定

・ガイドライン:サイズ変更中の要素の寸法を表示します。
・グリッド線の非表示:グリッド線とドットを非表示にします。
・ドット:副グリッド線の代わりにドットがデザイナ面に表示されます。
・ライン:主グリッド線とともに副グリッド線(薄い灰色の線)を表示します。
・スナップライン:コントロールを画面にドロップすると、位置を他のコントロールと正確に合わせます。
・グリッド線にスナップ:グリッド線にスナップ機能を切り替えます。

実際の大きさ レポートの実際のサイズを復元します。
パンモード 手のひらツールを使用してレポートの表示部分を簡単に上下にドラッグして移動できます。
選択モード 選択した領域内のすべての要素を選択します。

プレビュー

要素 説明
元に戻す 前操作を元に戻し、[やり直し]ボタンを有効にします。
サイドバー

・サムネイル:レポート内の各ページのサムネイルが表示されます。
・検索:単語、または文章を検索するために[検索]ダイアログを表示します。

検索結果 検索結果を表示します。
コピー 選択したテキストをクリップボードにコピーします。
印刷 レポートを印刷します。
先頭ページ 先頭ページを表示します。
前ページ 前のページを表示します。
ページ番号 レポートの特定のページに移動します。
次ページ 次のページを表示します。
最終ページ 最終ページを表示します。
戻る 前に表示していたページへ戻ります。
進む 現在のページにアクセスしたページに移動します。
更新

レポートの表示を更新します。

ビュー

・単一ページ:1ページずつ表示します。
・連続ページ:連続した形式(スクロール可能な形式)で表示します。
・ゲラモード:RDLレポートで自動で追加される改ページを削除し、データを単一ページで表示するビューワのモードです。
・複数ページ:指定したページの数だけまとめて表示します。

ツール

・パンモード:手のひらツールを使用してレポートの表示部分を移動できます。
・選択モード:レポートの内容を選択できます。
・スナップショット:スナップショットをキャプチャし、クリップボードに保存します。

ズーム機能 [+]ボタンおよび[-]ボタンを使用して、デザイナ面を拡大/縮小することができます。また、ショートカットキー[Ctrl]+[+]を押して拡大、および[Ctrl]+[-]を押して縮小することができます。

ショートカットキー

Webデザイナでは、以下のショートカットキーを使用することができます。

ショートカットキー 動作
デザイン Ctrl + A TableやTablixコントロール内のすべてのセルを選択します。
ListやContainerコントロール、またはレポートの本文内のすべてのコントロールを選択します。
Ctrl + O [開く]ページを開きます。
Ctrl + S [名前を付けて保存]ページを開きます。
Ctrl + Z 直前に行われたアクションを元に戻します。
Ctrl + Y 直前に行われたアクションをやり直します。
Ctrl + X

選択したテキストとコントロールを切り取ります。

Ctrl + C

テキストとコントロールをコピーします。

Ctrl + V

コピーしたテキストとコントロールを貼り付けます。

Del 選択したテキストとコントロールを削除します。
Left, Right, Up, Down コントロールを対応する方向に移動します。
Tableコントロールの場合は、セル間を移動します。
ListやContainerコントロール、またはレポートの本文内のコントロールをグリッドに合わせて移動します。
Chartコントロールの場合は、データフィールド、カテゴリフィールド、およびプロットを移動します。
Tab TableやTablixコントロール中のセル間を順方向に移動します。
ListやContainerコントロール、およびレポートの本文内のコントロール間を順方向に切り替えます。
Shift + Tab TableやTablixコントロール中のセル間を逆方向に移動します。
ListやContainerコントロール、およびレポートの本文内のコントロール間を逆方向に切り替えます。
書式設定 Ctrl + B 選択した文字列を太字にします。
Ctrl + I 選択した文字列を斜体にします。
Ctrl + U 選択した文字列に下線を引きます。
Ctrl + L 文字列を左に揃えます。
Ctrl + E 文字列を中央に揃えます。
Ctrl + R 文字列を右に揃えます。
Ctrl + J 文字列を両端揃えにします。
プレビュー(F5) Ctrl + F レポート内の文字列を検索します。
Ctrl + E レポートをエクスポートします。
Ctrl + P レポートを印刷します。
Ctrl + S 表示モードを単一ページに切り替えます。
Ctrl + M 表示モードを連続ページに切り替えます。
Ctrl + I 表示モードを複数ページに切り替えます。

 

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