GrapeCity ActiveReports for .NET 16.0J
Textエクスポート
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レポート上のデータをテキスト形式で出力します。

ExportメソッドのfilePathパラメータで、「.txt」拡張子、または「.csv」拡張子の指定が可能です。Textエクスポートフィルタは、出力を制御するために複数のプロパティを提供します。プロジェクトに次のパッケージへの参照を追加し、コード上でTextExportオブジェクトを使用してください。

レポートの種類 パッケージ名
セクションレポート GrapeCity.ActiveReports.Export.Xml.ja

Textエクスポートのプロパティ

プロパティ 有効な値 解説
Encoding System.Text.ASCIIEncoding(デフォルト)、System.Text.UnicodeEncoding、System.Text.UTF7Encoding、System.Text.UTF8Encoding 出力するテキストファイルのエンコーディング形式を設定します。
PageDelimiter String ページ区切りとして挿入する文字を設定します。

QuotationMode 

AutoQuote

AlwaysQuote

"AutoQuote"は、データに応じて自動でテキスト修飾子を追加します。"AlwaysQuote"は、必ずテキスト修飾子を追加します。

QuotationSymbol

Char フィールドの囲み記号として挿入する文字を設定します。”TextDelimiterプロパティに設定されている区切り文字”また”QuotationSymbolプロパティで設定された囲み記号”と同じ文字が出力するデータに含まれている場合に、囲み記号が出力されます。
SuppressEmptyLines True(デフォルト)、False レイアウトを整えるために、空白行を挿入するかどうかを指定します。エクスポートするテキストファイルに空白行を表示するには、「False」に設定します。
TextDelimiter String テキストフィールド要素の区切り文字を設定します。これは、CSV形式で出力する際に使用されます。

Textエクスポートでは、以下の内容を出力します。

使用例

Visual Basicコード
コードのコピー
Dim rpt As New SectionReport1
rpt.Run()
Dim TextExport1 As New GrapeCity.ActiveReports.Export.Xml.Section.TextExport
TextExport1.Export(rpt.Document, "C:\rpt\rpt.txt")
C#コード
コードのコピー
GrapeCity.ActiveReports.SectionReport rpt = new GrapeCity.ActiveReports.SectionReport();
rpt.Run();
GrapeCity.ActiveReports.Export.Xml.Section.TextExport TextExport1 = new GrapeCity.ActiveReports.Export.Xml.Section.TextExport();
TextExport1.Export(rpt.Document, @"C:\rpt\rpt.txt");
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