レポート上のデータをテキスト形式で出力します。
ExportメソッドのfilePathパラメータで、「.txt」拡張子、または「.csv」拡張子の指定が可能です。Textエクスポートフィルタは、出力を制御するために複数のプロパティを提供します。プロジェクトに次のパッケージへの参照を追加し、コード上でTextExportオブジェクトを使用してください。
レポートの種類 | パッケージ名 |
---|---|
セクションレポート | GrapeCity.ActiveReports.Export.Xml.ja |
Textエクスポートのプロパティ
プロパティ | 有効な値 | 解説 |
---|---|---|
Encoding | System.Text.ASCIIEncoding(デフォルト)、System.Text.UnicodeEncoding、System.Text.UTF7Encoding、System.Text.UTF8Encoding | 出力するテキストファイルのエンコーディング形式を設定します。 |
PageDelimiter | String | ページ区切りとして挿入する文字を設定します。 |
AutoQuote AlwaysQuote |
"AutoQuote"は、データに応じて自動でテキスト修飾子を追加します。"AlwaysQuote"は、必ずテキスト修飾子を追加します。 | |
Char | フィールドの囲み記号として挿入する文字を設定します。”TextDelimiterプロパティに設定されている区切り文字”また”QuotationSymbolプロパティで設定された囲み記号”と同じ文字が出力するデータに含まれている場合に、囲み記号が出力されます。 | |
SuppressEmptyLines | True(デフォルト)、False | レイアウトを整えるために、空白行を挿入するかどうかを指定します。エクスポートするテキストファイルに空白行を表示するには、「False」に設定します。 |
TextDelimiter | String | テキストフィールド要素の区切り文字を設定します。これは、CSV形式で出力する際に使用されます。 |
Textエクスポートでは、以下の内容を出力します。
Visual Basicコード |
コードのコピー
|
---|---|
Dim rpt As New SectionReport1 rpt.Run() Dim TextExport1 As New GrapeCity.ActiveReports.Export.Xml.Section.TextExport |
C#コード |
コードのコピー
|
---|---|
GrapeCity.ActiveReports.SectionReport rpt = new GrapeCity.ActiveReports.SectionReport(); rpt.Run(); GrapeCity.ActiveReports.Export.Xml.Section.TextExport TextExport1 = new GrapeCity.ActiveReports.Export.Xml.Section.TextExport(); |