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アクションパラメータ
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各コントロールに設定できるアクションプロパティに、[パラメータの適用]オプションが提供されます。

[パラメータの適用]アクションは、マウスクリックなどのユーザーの操作によって、パラメータ値を変更し、それに応じてデータを表示します。[パラメータの適用]アクションを適用する場所(Chart内のフィルタなど)、アクションを実行する場所(チェックボックスの選択/選択解除)、およびアクションの動作を定義するアクションタイプを定義する必要があります。

実行時に[パラメータの適用]アクションを使用すると、データが再クエリされ、レポートは新しいパラメータの値で再描画されます。これにより、クロスフィルタを実装できます。クロスフィルタを使用すると、実行時にデータを動的にフィルタして、対話型レポートを実現することができます。

メモ:[パラメータの適用]アクションを実行する場合、切り替え状態と並べ替え状態は保持されません。

パラメータのアクションタイプ

パラメータに対して、次のいずれかのアクションタイプを指定できます。

レポートにクロスフィルタを適用する

以下の手順は、[パラメータの適用]アクションを使用してレポートにクロスフィルタを適用する方法について紹介します。

  1. レポートパラメータを作成します。複数値を取るパラメータを設定することができます。
  2. プレビュー上でマウスのクリック操作が行われるレポートコントロールまたはデータ領域を選択します。たとえば、Listなど。
  3. レポートコントロールまたはデータ領域を選択した状態で、[プロパティ]ウィンドウに移動し、[Action]プロパティの横にある省略記号<...>をクリックして、ダイアログを開き、[ナビゲーション]または[アクション]ページを表示します。
  4. [アクション]ページでは、[種類]に[パラメータの適用]を選択し、次のフィールドに入力します。
    • Name:パラメータの名前を選択します。
    • Type:パラメータのアクションタイプを指定します。
    • Value:パラメータの値を入力します。値は、新しいパラメータの式です。
  5. アクションを実行するデータ領域を選択します。たとえば、ユーザーアクションに応じてChartデータ領域を更新するには、Chartを選択します。ここでクロスフィルタが適用されます。

    クロスフィルタを適用するデータ領域が複数存在する場合があります。

  6. 他のデータ領域(ここでは、Chart)のFiltersプロパティに移動します。式では同じパラメータを使用する必要があります。

レポートにクロスフィルタを適用する方法については、「ダッシュボードの作成」チュートリアルを参照してください。リストに実行したアクションにより、GenreIDが切り替えられ、選択に基づいて新しいパラメータのセットが適用され、Chartが更新されます。