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Barcode(セクションレポート)
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BarCodeレポートコントロールは39種類のバーコードスタイルを提供しています。これによって、個別のコンポーネントを探して統合する時間と費用が削減されます。さらに、データ連結を可能にする他のレポートコントロールと同様に、バーコードのDataFieldプロパティを使用してデータソースと連結することができます。

バーコードのスタイルの設定のほかに、位置、向き、テキストの色、背景の色、バーの幅、キャプションの表示位置、フォント、テキストなども制御可能で、[プロパティ]ウィンドウからチェックサムが有効になっているかどうかを確認することもできます。また、Code49、MicroPDF417、PDF417、QRCode、RSS14Stacked、RSSLimitedなどの各バーコードでは、これらのスタイルでのみ設定可能なプロパティがあります。それらのプロパティは、バーコードをクリックして[プロパティ]ウィンドウから確認することができます。Barcodeレポートコントロール固有のプロパティはすべてプロパティ設定ダイアログでも使用可能です。

主なプロパティ

以下のプロパティを使用してバーコードをカスタマイズすることができます。

プロパティ 解説
Alignment コントロールのキャプションの水平方向の配置を設定します。「Near」「Center」「Far」の値から選択することができます。キャプションを垂直方向に配置するには、CaptionPositionプロパティを参照してください。
AutoSize 「True」を選択すると、バーコードはコントロールのサイズに合わせて自動的にリサイズします。
BackColor バーコードの背景部分の塗りつぶしの色を選択します。
BarHeight バーコードの高さをインチ単位で設定します。バーコードの高さがコントロールよりも大きい場合、このプロパティの設定は無視されます。
NarrowBarWidth 互換性のために残されています。NarrowBarWidthをご使用ください。
バーコードの最も細かいバーの幅をインチ単位で設定します。幅を「0」に設定すると、バーコードはコントロールのサイズに合わせて拡張します。幅の比率は「1」「0.012」インチです。従って、BarWidthを「2」に設定すると「0.024」インチになり、「10」に設定すると一番狭いバー用の「0.12」インチ幅のバーになります。
CaptionGrouping キャプション内の文字グループにスペースを追加し、長い数値などを読みやすく表示するかどうかを示す値を取得、または設定します。このプロパティは、バーコードの特定のスタイルの場合のみ使用可能であり、他のスタイルでは無視されます。
CaptionPosition キャプションの垂直方向の位置を設定します。「None」「Above」「Below」の値から選択することができます。キャプションを水平方向に配置するには、Alignmentプロパティを参照してください。デフォルトでは「None」が設定されており、キャプションは表示されません。
CheckSumEnabled バーコードのチェックサム(チェックディジット)を計算してバーコードに含めるかどうかを決定します。チェックディジットがすでに含まれていたり、チェックサムオプションに対応していないバーコードスタイルの場合には、無視されます。
Direction 互換性のために残されています。Rotationをご使用ください。
バーコードシンボルの印刷の向きを指定します。「LeftToRight」(デフォルト値)「RightToLeft」「TopToBottom」「BottomToTop」から任意の値を選択します。
Font キャプションのフォントを設定します。このプロパティは、CaptionPositionプロパティを「None」以外の値に設定している場合のみ使用可能になります。
ForeColor バーコードとキャプションの前景色を選択します。
NarrowBarWidth X座標とも呼ばれ、バーコードのナローバー(最も細いバー)の幅を設定します。単位はピクセルです。小さい値を設定する場合は、バーコードリーダーで正しく読み取れるか確認してください。本プロパティは、基本的にはデフォルトのまま使用することを想定していますが、バーコードリーダー側の問題などで正確にバーコードを認識できないような場合に、本プロパティの値を使用してバーの太さを調整することができます。
NWRatio N座標とも呼ばれ、2つの幅のバーを含むシンボルで、細いバーと太いバーの間の比率を定義する値を入力します。たとえば、3:1の比率の場合、値は3となります。本プロパティは、基本的にはデフォルトのまま使用することを想定していますが、バーコードリーダー側の問題などで正確にバーコードを認識できないような場合に、本プロパティの値を使用してバーの太さを調整することが可能です。
QuietZone バーコードの端にある空白の領域を設定します。これはシンボルの開始位置と終了位置をスキャナに示します。「Left」「Right」「Top」「Bottom」にそれぞれ値を設定することができます。
Rotation バーコードの向きを設定します。「None」「Rotate90Degrees」「Rotate180Degrees」「Rotate270Degrees」の値から選択することができます。
Style バーコードの描画に使用するシンボルスタイルを設定します。スタイルの詳細情報については、以下の表をご参照ください。
SupplementOptions EAN/UPCシンボルに対して2/5桁のアドオンを設定します。ここには、[Text][DataField][BarHeight][CaptionPosition][Spacing]などを指定することができます。
Text バーコードのシンボル、およびキャプションとして印刷する値を設定します。コントロールがデータソースにバインドされている場合、ActiveReports for .NETはこの値をバインドされたデータフィールドから補完します。

制限事項

バーコードの種類によっては、HTMLとRawHtmlの使用時に白い線が表示されてしまい、正常に描画されない場合があります。ただし、この制限は印刷とスキャンには影響されません。HtmlとRawHtmlで白い線が描画されるバーコードの種類を以下に示します。

プロパティ設定ダイアログ

Barcodeの各プロパティは、プロパティ設定ダイアログで設定することができます。このダイアログを表示するには、レポート上のBarcodeコントロールを選択した状態で、[プロパティ]ウィンドウの下部にあるコマンドから「プロパティ設定ダイアログ」のリンクをクリックします。表示される[Barcode]ダイアログが、Barcodeコントロールのプロパティ設定ダイアログにあたります。
[Barcode]ダイアログでは、以下の各ページでBarcodeコントロールのプロパティを設定することができます。

[全般]

[名前]: まだレポートで使用されていない一意なBarcodeの名前を入力します。この名前は[レポートエクスプローラ]内、およびXML出力時に表示されます。

[タグ]: Barcodeコントロールに保持したい文字列を入力します。コード上でこのプロパティにアクセスするとオブジェクトとして認識されますが、[プロパティ]ウィンドウ、[プロパティ設定ダイアログ]では文字列となります。

[表示する]: Barcodeコントロールを非表示にするには、このチェックボックスをOFFにします。

[データフィールド]: Barcodeコントロールにバインドするデータソースのフィールドを選択します。

[テキスト]: バーコードのシンボル、およびキャプションに表示する静的テキストを入力します。DataFieldの値を設定すると、この設定は無視されます。

[サイズの自動調整]: Barcodeコントロールのサイズに合わせてバーコードをリサイズしない場合、このチェックボックスを選択します。

[キャプション]

[位置]: バーコードのキャプションを表示するかどうか、または表示する場合の位置を示す値を「Above」「Below」「None」の値から選択します。

[テキストの配置]: キャプションテキストの配置方法を示す値を「Center」「Near」「Far」の値から選択します。

[シンボル]

[種類]: 使用するバーコードの種類を選択します。ActiveReports for .NETは最も普及しているバーコードの種類をサポートしています。

サポートされているバーコードの種類

メモ: RSSとQRCodeスタイルの高さと幅の比率は固定です。幅のサイズを変更すると、高さが自動的に計算されます。

また、追加オプションを提供するスタイルを選択すると、追加オプションは下に表示されます。

バーコード種類 解説
Ansi39 ANSI 3 of 9(Code 39)では、英字の大文字、数字、-、*、$、/、+、%を使用します。これはバーコードのデフォルトスタイルです。
Ansi39x ANSI Extended 3 of 9(Extended Code 39)では、ASCII文字セット全体を使用します。
Aztec Aztec Aztecは、中心に正方形のブルズアイパターンがあり、0~255のすべてのASCII文字をサポートする2次元バーコードです。Aztecは、最大 3,832 桁の数字、3,067 文字の英字、1,914 バイトのデータをエンコードできます。
BC412 BC412バーコードは、35文字(0~9およびA~Z(Oを除く))を使用します。半導体ウェハー識別に使用されています。
Codabar CodabarはA、B、C、D、+、-、:、.、/、$、数字を使用します。
Code_11 Code_11は、数字(0~9)とハイフン( - )を使用し、スタート・ストップキャラクタ(*)を含めてエンコードします。主に電気通信のラベル付けに使用されています。
Code_128_A CODE128Aは制御文字、数字、記号、英字の大文字を使用します。
Code_128_B CODE128Bは記号、数字、英字の大文字、小文字を使用します。
Code_128_C CODE128Cは数字のみを使用します。
Code_128auto Code 128 Autoでは、ASCII文字セット全体を使用します。CODE 128の "CODE-A"、"CODE-B"、"CODE-C" のいずれかのコードから最も小さなバーコードになるコードを自動的に選択します。
Code_2_of_5 Code 2 of 5では、数字のみを使用します。
Code_93 Code 93では、英字の大文字、%、$、*、/、+、-、数字を使用します。
Code25intlv ITF(Interleaved 2 of 5)では、数字のみを使用します。
Code39 Code 39では、数字、%、*、$、/、.、-、+、英字の大文字を使用します。
Code39x Extended Code 39では、ASCII文字セット全体を使用します。
Code49 Code49は、8文字ずつの2行から8行から成る高密度スタック型2次元バーコードです。各行には、スタートコードとストップコードがあります。ASCII文字セット全体をエンコードします。
Code93x Extended Code 93では、ASCII文字セット全体を使用します。
DataMatrix DataMatrixは、正方形、または長方形のマトリクス状に配置された正方形のモジュールを含む高密度スタック型2次元バーコードです。
EAN_13 EAN-13では数字のみ(12桁の数字とチェックディジット)を使用します。文字列に12個の数字がある場合は、チェックサムを計算し、13の位置に追加します。13個の数字がある場合は、チェックサムを検証し、それが正しくない場合、エラーをスローします。
EAN_13 + アドオンコード EAN_13の末尾に5桁のアドオンコードを追加したバーコードです。
EAN_8 EAN-8では数字のみ(7桁の数字とチェックディジット)を使用します。
EAN128FNC1 EAN-128は、アプリケーション識別(AI)子データの英数字1次元表記です。
このタイプのバーコードには、以下のセクションが含まれています。
  • 先頭のクワイエットゾーン(空白領域)
  • Code 128のスタートキャラクタ
  • スキャナにEAN-128バーコードであることを認識させるFNC(ファンクション)1キャラクタ
  • Data(AI+データフィールド)
  • シンボルチェックキャラクタ(スタートコード値 + 各文字位置の積 + 103で乗算した各文字の値。チェックサムは剰余値です)。
  • ストップキャラクタ
  • 末尾のクワイエットゾーン(空白領域)
DataセクションのAIは、後続するデータのタイプ(ID、日付、数量、単位など)を設定します。各データタイプには特定のデータ構造があります。このAIによって、EAN-128とCode 128が区別されます。
複数のAI(およびそのデータ)を、単一のバーコードに組み合わせることができます。
EAN128FNC1は、UCC/EAN-128(EAN128)タイプのバーコードで、FNC1キャラクタの任意位置への挿入や、バー幅補正(UCC/EAN-128で提供されていない)が可能です。
FNC1キャラクタを挿入するには、実行時にTextプロパティにC#の場合は「\n"」、VBの場合は「vbLf」を設定します。
GS1DataMatrix GS1DataMatrix

GS1DataMatrixバーコードは、特殊なバーコードであり、データを正方形または長方形のいずれかのパターンでエンコードします。

GS1DataMatrixは、FNC1(ファンクション1 シンボルキャラクタ)をデータ文字列の開始記号または区切り文字として使用します。データ文字列(パラメータの文字列)は、パラメータコード(AI)とそれに対応する値で構成されます。AIパラメータコードとその値を含むデータ文字列内のすべてのパラメータは、スペースと角かっこなしで順番に書き込まれます。詳細については、ここを参照ください。

GS1DataMatrix区切り文字は、GS文字(ASCIIの制御文字ー29、グループ区切り文字、0x1d)またはFNC1文字です。ただし、混乱を避けるために、文字列要素を区切るにはGS文字のみを使用することをお勧めします。区切り文字として単一の改行文字を指定する必要があります。設計時に[プロパティ]ウィンドウで改行を設定し、プレビュー時にC#の場合は「\n」、VBの場合は「vbLf」を設定する必要があります。

ActiveReports 18では、データ文字列の最後に可変長パラメータを配置することをお勧めします。このパラメータが最後に含まれている場合は、可変長値の末尾の区切り文字を省略できます。

GS1QRCode

GS1QRCodeは、QRコードのサブセットであり、商品識別コード(GTIN)とその商品に関する情報・サービスを提供するWebサイトのURLを表示する2次元シンボルです。したがって、このバーコード形式を使用する場合、商品識別コード(GTIN)とその商品に関する情報等を提供するWebサイトのURLが必要です。

GS1QRCodeを使用することで、GS1標準で定められた規格に則って、アプリケーション識別子を含む情報(GTIN・URL)を2次元シンボル(QRコード)にエンコードすることができます。

制限事項:英数字のみ設定可能です。

HIBCCode128 HIBCCode128バーコードは、Code128タイプのバーコードです。スラッシュ(/)を区切り記号として使用して「プライマリ データ」と「セカンダリ データ」をエンコードします。HIBCC(Health Industry Business Communications Council)によって規格化された医療分野専用のバーコードです。
HIBCCode39 HIBCCode39バーコードは、Code39タイプのバーコードです。スラッシュ(/)を区切り記号として使用して「プライマリ データ」と「セカンダリ データ」をエンコードします。HIBCC(Health Industry Business Communications Council)によって規格化された医療分野専用のバーコードです。
IATA_2_of_5 IATA_2_of_5バーコードは、Code_2_of_5バーコードの一種で、数字のみを使用し、チェックディジットが付きます。IATA (国際航空輸送協会) が航空貨物の管理に使用しています。
IntelligentMail 以前は4ステートカスタマーバーコードとして知られているIntelligentMailは、米国の国内メールに使用される65-Aバーコードです。
IntelligentMailPackage Intelligent Mail Packageバーコードは、米国内の小包配送に使用されるバーコードです。
ISBN ISBN(International Standard Book Number)バーコードは、EAN-13タイプのバーコードです。図書(書籍)を識別する「国際標準図書番号」を表示するために使用されています。
ISMN ISMN(International Standard Music Number)バーコードは、EAN-13タイプのバーコードです。楽譜を識別する「国際標準楽譜番号」を表示するために使用されています。
ISSN ISSN(International Standard Serial Number)バーコードは、EAN-13タイプのバーコードです。雑誌等の逐次刊行物を識別する「国際標準逐次刊行物番号」を表示するために使用されています。
ITF14 ITF14バーコードは、ITF(Interleaved 2 of 5)タイプのバーコードです。標準物流バーコードとして使用されています。
JapanesePostal このバーコードは日本郵便システムで使用されています。数字、ハイフン(-)および英字から構成される郵便番号、および住所表示番号を収容します。
Matrix_2_of_5 Matrix 2 of 5は、3黒バーと2白バーから成る高密度バーコードです。
MaxiCode

MaxiCodeバーコードは、マトリックス型のバーコードです。シンボルの中心に配置されている「ブルズアイ」と呼ばれる三重同心円のファインダーパターンが特徴で、高速読み取りに適したバーコードです。最大情報量は数字で138文字、英数字で93文字です。

MicroPDF417 MicroPDF417は、PDF417から派生した2次元(2D)多段型のシンボル体系です。MicroPDF417は、2次元(2D)シンボルで表されたデータ(最大150バイト、英数字250文字、または数字366桁)を最小限のシンボルサイズでエンコードすることができます。
MicroPDF417は、可変長アプリケーション識別子(AIS)のフィールドセパレータとしてFNC1キャラクタを挿入することができます。
FNC1キャラクタを挿入するには、実行時にTextプロパティにC#の場合は「\n」、VBの場合は「vbLf」を設定します。
MicroQRCode MicroQRCodeは、少量のデータを使用するアプリケーションのために設計された2次元シンボルです。MicroQRCodeは数字、英数字、バイトデータ、日本語の漢字とカナ文字を処理することができます。このシンボルは数字35文字までのエンコードが可能です。
MSI MSI Codeは数字のみを使用します。
Pdf417 PDF417は1108バイトの情報を含める最も普及している高密度2次元シンボルです。このバーコードはバーコードの小さいスタックセットで構成されます。ASCII文字セットのすべての文字をエンコードします。10のエラー訂正レベルと3つのデータ圧縮モード(テキスト、バイト、数字)があります。このシンボルは、1850文字の英数字、数字2710文字までのエンコードが可能です。
Pharmacode Pharmacodeバーコードは、数値データ(3~131070)のみを表します。製薬業界で梱包に標準的に使用されています。
Plessey Plesseyバーコードは、エンコードするために16 進数の数字を使用します。このバーコードは、主に図書館で使用される1次元のバーコードです。
PostNet PostNetでは、数字のみを使用し、チェックディジットが付きます。
PZN PZNバーコードは、Code39と同じコード化アルゴリズムのバーコードです。7桁以下の数字のみを使用し、"PZN-"文字およびチェックサム桁が自動的に追加されます。このバーコードは、ドイツの医薬品およびヘルスケア製品の識別に使用されています。
QRCode QRCodeは数字、英数字、バイトデータ、日本語の漢字とカナ文字を処理することができる2次元シンボルです。このシンボルは7366文字までのエンコードが可能です。
RM4SCC Royal Mail RM4SCCでは、英字と数字のみを使用します(チェックディジット付き)。これはイギリスのRoyal Mailが使用しているバーコードです。
RSS14 RSS14は、販売時点全方向性スキャン用EAN.UCCアイテム識別を使用している14桁の省スペースシンボルです。RSSファミリのバーコードは、GS1 DataBarとも呼ばれています。
RSS14Stacked RSS14Stackedは、RSS14Truncatedと同じように、インジケータディジットを含むEAN.UCC情報を使用しますが、幅が非常に広い場合2行に多段化されます。RSS14Stackedには合成オプションが用意されています。合成オプションの[形式]ドロップダウンリストから合成シンボルの形式を選択し、[値]フィールドで合成シンボルの値を指定することができます。
RSS14Stacked CCA RSS14Stackedに合成シンボルを追加したバーコードです。
RSS14StackedOmnidirectional RSS14StackedOmnidirectionalは、RSS14と同じように、全方向性スキャンを含むEAN.UCC情報を使用しますが、幅が非常に広い場合2行に多段化されます。
RSS14Truncated RSS14Truncatedは、RSS14と同じようにEAN.UCC情報を使用しますが、販売時点でスキャンされなかった小物商品を対応する0または1のインジケータ桁も収容します。
RSSExpanded RSSExpandedStackedは、RSS14と同じようにEAN.UCC情報を使用する他、体重などと消費期限などのAI要素も追加します。
RSSExpandedは、変数長さアプリケーション識別子(AIS)のフィールドセパレータとしてFNC1キャラクタを挿入することができます。
FNC1キャラクタを挿入するには、実行時にTextプロパティにC#の場合は「\n」、VBの場合は「vbLf」を設定します。
RSSExpandedStacked RSSExpandedStackedは、RSSExpandedと同じように、AI要素とのEAN.UCC情報を使用しますが、幅が広い場合、2行に多段化されます。
RSSExpandedStackedは、変数長さアプリケーション識別子(AIS)のフィールドセパレータとしてFNC1キャラクタを挿入することができます。
FNC1キャラクタを挿入するには、実行時にTextプロパティにC#の場合は「\n」、VBの場合は「vbLf」を設定します。
RSSLimited RSSLimitedは、RSS14と同じようにEAN.UCC情報を使用しますが、販売時点でスキャンされない小物商品に対応する0または1のインジケータ桁も収容します。RSSLimitedには合成オプションが用意されています。合成オプションの[形式]ドロップダウンリストから合成シンボルの形式を選択し、[値]フィールドで合成シンボルの値を指定することができます。
RSSLimited CCA RSSLimitedに合成シンボルを追加したバーコードです。
SSCC_18 SSCC_18バーコードは、18桁の数字で構成されるバーコードです。物流・出荷などの輸送用梱包単位の識別するための国際標準コードとして使用されています。
Telepen Telepenバーコードには、英数字のみと数値のみの2つのモードがあります。両方のモードには、スタートキャラクタ、チェック ディジットおよびストップキャラクタが必要です。このバーコードは主に製造業で使用されています。
UCCEAN128 UCC/EAN-128 はGS1-128の標準に準拠します。GS1-128はアプリケーション識別子の系列を使用してデータをエンコードします。このバーアコードは、ASCII文字セットの文字すべてを使用します。また、このバーコードはFNC1文字を最初の文字位置として使用します。アプリケーション識別子を使用して、消費期限の日付、バッチ番号、重みなどの属性がエンコードできます。このバーコードはHIBCアプリケーションでも使用されます。
UPC_A UPC-Aでは数字のみ(11桁の数字とチェックディジット)を使用します。
UPC_A + アドオンコード UPC_Aの末尾にアドオンコードを追加したバーコードです。UPC_Aには2桁、または5桁のアドオンコードを追加することができます。
UPC_E0 UPC‐E0では数字のみを使用します。UPCシンボルのゼロ圧縮タイプです。Captionプロパティには、6桁のUPC-Eコードまたは11桁(コードタイプ「0」を含む)の完全なUPC-Aコードを入力することができます。11桁のコードが入力されると、Barcordeコントロールによって、6桁のUPC-Eコードに変換されます(可能な場合)。変換できない場合は、何も表示されません。
UPC_E0 + アドオンコード UPC_E0の末尾にアドオンコードを追加したバーコードです。UPC_E0には2桁、または5桁のアドオンコードを追加することができます。
UPC_E1 UPC‐E1では、数字のみを使用します。通常、小売店の棚札に使用されます。UPC-E1の入力文字列の長さは6桁の数字です。
UPC_E1 + アドオンコード UPC_E1の末尾にアドオンコードを追加したバーコードです。UPC_E1には2桁、または5桁のアドオンコードを追加することができます。

[高さ]: バーコードの高さに設定する値をインチ単位(例 25in)で入力します。

[細いバーの幅](X座標とも呼ばれる): バーコードの最も細いバーの幅に設定する値をポイント単位(例 0.8pt)で入力します。この幅に非常に小さい値を使用する場合は、スキャナがそれを読み取り可能であることを事前に確認してください。本プロパティは、基本的にはデフォルトのまま使用することを想定していますが、バーコードリーダー側の問題などで正確にバーコードを認識できないような場合に、本プロパティを使用してバーの太さを調整することができます。

ヒント: 正確なスキャンのために、クワイエットゾーンは[細いバーの幅]の10倍の値である必要があります。

[NW比率]: 2つの幅のバーを含むシンボルで、細いバーと太いバーの間の比率を定義する値を入力します。たとえば、3:1の比率の場合、値は3となります。よく使われる値は2、2.5、2.75、3です。本プロパティは、基本的にはデフォルトのまま使用することを想定していますが、バーコードリーダー側の問題などで正確にバーコードを認識できないような場合に、本プロパティを使用してバーの太さを調整することができます。

[クワイエットゾーン]

クワイエットゾーンは、バーコードのいずれかの端にある空白の領域です。これはシンボルの開始位置と終了位置をスキャナに示しています。

[左]: バーコードの左側に残す空白のサイズをインチで入力します。

[右]: バーコードの右側に残す空白のサイズをインチで入力します。

[上]: バーコードの上に残す空白のサイズをインチで入力します。

[下]: バーコードの下に残す空白のサイズをインチで入力します。

メモ: これらのプロパティの単位を指定しない場合は、デフォルトの単位となります。単位は「cm」「mm」「in」「pt」「pc」などを指定することができます。

[チェックサム]

チェックサムは、多くのバーコードシンボルにより高い精度を提供します。

[チェックサムを計算する]: バーコードのチェックサムを自動的に計算するかどうかを選択します。

メモ: 選択したシンボルがチェックサムを必要とするシンボルである場合、この値を「False」に設定しても影響はありません。

 

[Aztecのオプション]

Aztecオプションは、Aztecバーコードスタイルで使用することができます。

エラー訂正:破損したバーコードシンボルの復元を許可するかどうかを示します。有効範囲は10~90です。デフォルト値は33です。

レイヤー:データレイヤー数を示します。有効範囲は-4~32です。

メモ:エラー訂正およびレイヤープロパティでは、入力した値が5未満または95より大きい場合、または値にアルファベット、英数字の値、または記号が使用されている場合、エラーメッセージが表示されます。

エンコード:ドロップダウンリストからバーコードのエンコードモードを選択します。

メモ:異なるエンコーディングの異なる英語以外の文字は異なるサイズを持つことができます。たとえば、UTF-8エンコーディングのヒンディー語の文字のサイズは3バイト、アラビア語の文字は2バイトです。したがって、Aztecコードには異なる数の文字を含めることができます。

[Code49のオプション]

Code49オプションは、Code49バーコードスタイルで使用することができます。

グルーピングを使用する: グルーピングを使用するかどうかを設定します。「True」または「False」に設定することができます。[Grouping]「True」に設定すると、1つのバーコードに表示されない値は、いくつかのバーコードに分割して表示され、Groupプロパティを「0~8」の有効な値から設定します。

グループ番号: バーコードのグループ番号を入力します。有効な値は「0~8」です。Groupプロパティは「2」に設定していると、グループ化されたバーコードの2番目のシンボルが作成されます。設定したグループ番号が無効の場合は、BarCodeDataExceptionの例外が発生します。

[Code128のオプション]

Code128オプションは、EANFNC1バーコードスタイルで使用することができます。

Dpi プリンタの解像度を指定します。指定された[dpi]値を持つ最適化されたバーコードイメージを作成するには、プリンタの解像度をインチあたりのドットで指定します。 

BarAdjust: バーの補正をドット単位で指定します。これは、バーコード全体ではなくモジュールのサイズのみに影響します。

ModuleSize:バーコードのモジュールの水平サイズを設定します。

[DataMatrixのオプション]

DataMatrixオプションは、DataMatrixバーコードスタイルで使用することができます。

Eccモード: ドロップダウンリストからEccのモードを選択します。「ECC000」「ECC050」「ECC080」「ECC100」「ECC140」「ECC200」の値から選択することができます。

Ecc200のシンボルサイズ: ドロップダウンリストからEcc200のシンボルサイズを選択します。デフォルト値は「SquareAuto」です。

Ecc200のエンコードモード: ドロップダウンリストからECC200のエンコードモードを選択します。「Auto」「ASCII」「C40」「Text」「X12」「EDIFACT」「Base256」の値から選択することができます。

Ecc000~140のシンボルサイズ: ドロップダウンリストからECC000_140のシンボルサイズを選択します。

グループ: バーコードシンボルはグループに属しているかを選択します。「True」または「False」に設定することができます。

グループ中の位置: グループ中の位置を設定します。

ファイル識別子: グループのファイル識別子を設定します。 値を「0」に設定すると、ファイル識別子は自動で計算されます。

エンコード:ドロップダウンリストからバーコードのエンコードモードを選択します。

[EANアドオンのオプション]

EANアドオンバーコードのオプションは、EAN_13とEAN_8バーコードスタイルで使用することができます。

データフィールド: アドオンバーコードで使用するデータフィールドを選択します。

: バーコードのアドオンの値を設定する式を入力します。 

キャプションの位置: ドロップダウンリストからアドオンバーコードのキャプションの位置を選択します。「None」「Above」「Below」のいずれかに設定することができます。

高さ: アドオンバーコードの高さを設定します。

親バーコードとの間隔: バーコードとアドオンバーコードとの間隔を設定します。

[EAN128FNC1のオプション]

EAN128FNC1オプションは、EAN128FNC1バーコードスタイルで使用することができます。

解像度(DPI): プリンタの解像度を指定します。

モジュール幅: バーコードのモジュール幅を設定します。

バーの補正: バーの補正をドット単位で指定します。この設定はバーコード全体ではなく、モジュールのみに適用されます。

[GS1DataMatrixのオプション]

GS1DataMatrixオプションは、GS1DataMatrixバーコードスタイルで使用することができます。

Eccモード: ドロップダウンリストからEccのモードを選択します。「ECC000」、「ECC050」、「ECC080」、「ECC100」、「ECC140」、「ECC200」の値から選択することができます。GS1DataMatrixバーコードを表示するには、このプロパティをECC200に設定する必要があります。

Ecc200のシンボルサイズ: ドロップダウンリストからEcc200のシンボルサイズを選択します。デフォルト値は「SquareAuto」です。

Ecc200のエンコードモード: ドロップダウンリストからECC200のエンコードモードを選択します。「Auto」「ASCII」「C40」「Text」「X12」「EDIFACT」「Base256」の値から選択することができます。X12およびEDIFACTに設定すると、バーコードにエラーが表示されます。

グループ: バーコードシンボルはグループに属しているかを選択します。「True」または「False」に設定することができます。

グループ中の位置: グループ中の位置を設定します。

ファイル識別子: グループのファイル識別子を設定します。 値を「0」に設定すると、ファイル識別子は自動で計算されます。

[GS1Compositeのオプション]

GS1Compositeオプションは、RSS14Stacked、およびRSSLimitedバーコードスタイルで使用することができます。

形式: ドロップダウンリストから合成シンボルの形式を選択します。有効な値は「None」「CCA」です。 合成シンボルは、2次元の最小限のシンボル体系です。

: 合成シンボルの値を設定する式を入力します。

[MaxiCodeのオプション]

        MaxiCodeオプションは、MaxiCodeバーコードスタイルで使用することができます。

モード:MaxiCodeバーコードのモードを選択します。有効な値は「Mode2」~「Mode6」です。

[MicroPDF417のオプション]

MicroPDF417オプションは、MicroPDF417バーコードスタイルで使用することができます。

圧縮モード: ドロップダウンリストから圧縮モードの形式を選択します。有効な値は「Auto」「TextCompactionMode」「NumericCompactionMode」「ByteCompactionMode」です。

バージョン: ドロップダウンリストからバージョンを選択してシンボルサイズを設定します。

セグメントインデックス: グループシンボルのセグメントインデックス。有効な値は「0」「99998」で、セグメント数の値未満にする必要があります。

セグメント数: グループシンボルのセグメント数。有効な値は「0」「99999」です。

ファイルID: グループシンボルのファイルID。有効な値は「0」「899」です。

[MicroQRCodeのオプション]

MicroQRCodeオプションは、MicroQRCodeバーコードスタイルで使用することができます。

エラー訂正レベル: ドロップダウンリストからバーコードのエラー訂正レベルを設定します。「M」「L」「Q」の値から選択することができます。選択したバージョンによってエラー訂正レベル値が変更されます。

バージョン: QRCodeバーコードのバージョンを設定します。「M1」「M2」「M3」「M4」の値から選択することができます。バージョンM4に最大量のデータを保存することができます。

マスキング: ドロップダウンリストからQRCodeのマスキング時に使用するパターンを選択します。「Mask00」「Mask01」「Mask10」「Mask11」の値から選択することができます。

エンコーディング: ドロップダウンリストからバーコードのエンコーディングを選択します。

[PDF417のオプション]

PDF417オプションは、PDF417バーコードスタイルで使用することができます。

列数: バーコードの列数を設定し、入力できる値は「1」「30」の範囲から設定することができます。また、自動的に設定されるデフォルト値は「-1」です。

行数: バーコードの行数を設定し、入力できる値は「3」「90」の範囲から設定することができます。また、自動的に設定されるデフォルト値は「-1」です。

エラー訂正レベル: バーコードのエラー訂正レベルを設定し、入力できる値は「0」「8」の範囲から設定することができます。設定する値が大きいほど、エラー訂正レベルも高くなります。従って、ErrorLevel値を大きくすると、バーコードのサイズも上がります。また、自動的に設定されるデフォルト値は「-1」です。

バーコードタイプ: ドロップダウンからPDF417バーコードのタイプを選択します。「Normal」または「Simple」から選択することができます。「Simple」タイプは、右インジケータは表示も印刷もしないコンパクトなタイプです。

[QRCodeのオプション]

QRCodeオプションは、QRCodeバーコードスタイルで使用することができます。

モデル: ドロップダウンリストからQRCodeバーコードスタイルのモデルを選択します。「Model1」または「Model2」から選択することができます。

エラー訂正レベル: ドロップダウンリストからバーコードのエラー訂正レベルを設定します。 「L」(7%復元可能)、「M」(15%復元可能)、「Q」(25%復元可能)、「H」(30%復元可能)の値から選択することができます。パーセンテージが大きいほど、バーコードも大きくなります。

バージョン: QRCodeバーコードのバージョンを設定します。値が大きいほどバーコードのサイズが大きくなり、多くの情報を格納することができます。このプロパティには、Modelプロパティが「Model1」の場合には「1~14」を、「Model2」の場合には「1~40」を指定します。デフォルト値「-1」を指定した場合は、値に応じて自動的にバージョンが決定されます。

マスキング: ドロップダウンリストからQRCodeのマスキング時に使用するパターンを選択します。[Mask]は明暗のバランスを良くするために、QRCodeMask列挙体に8つのパターンを提供しています。デフォルト値はマスキングパターンを自動的に設定する「Auto」値で、通常はデフォルトをお勧めします。

  • Mask000 (i+j) mod 2 = 0
  • Mask001 i mod 2 = 0
  • Mask010 j mod 3 = 0
  • Mask011 (i+j) mod 3 = 0
  • Mask100 (( i div 2)+(j div 3)) mod 2 = 0
  • Mask101 (ij) mod 2 + (ij) mod 3 = 0
  • Mask110 ((ij) mod 2 +(ij) mod 3) mod 2 = 0
  • Mask111 ((ij)mod 3 + (i+j) mod 2) mod 2 = 0

    連結機能を使用する: バーコードに対して連結機能を使用するかを選択します。「True」または「False」に設定することができます。このプロパティはConnectionNumberプロパティと連動して使用します。

    連結番号: バーコードの連結番号を入力します。ConnectionNumberプロパティをConnectionプロパティと一緒に使用し、連結しているバーコードのどの部分のバーコードを作成するかを番号で指定します。入力できる有効な値は「0」「15」の範囲です。無効な値の場合は、BarCodeDataの例外が発生します。

    エンコーディング: ドロップダウンリストからバーコードのエンコーディングを選択します。

[RssExpandedStackedのオプション]

RssExpandedStackedオプションは、RSSExpandedStackedバーコードスタイルで使用することができます。

階数: RssExpandedStackedの行数を入力します。BarcodeコントロールのStyleプロパティを「RssExpandedStacked」に設定した場合、RowCountプロパティを使用して多段化方法でコードを表示することができます。行数を2行から11行まで指定することができます。多段化によってバーコードが短くなりますので、梱包方法によっては、RSSExpanded バーコードを多段化して表示したほうが適切な場合もあります。

[UPCアドオンのオプション]

UPCアドオンのオプションは、UPC_A、UPC_E0、およびUPC_E1のバーコードスタイルで使用することができます。

データフィールド: アドオンバーコードで使用するデータフィールドを選択します。

: バーコードのアドオンの値を設定する式を入力します。 

キャプションの位置: ドロップダウンリストからアドオンバーコードのキャプションの位置を選択します。「None」「Above」「Below」のいずれかに設定することができます。

高さ: アドオンバーコードの高さを設定します。

親バーコードとの間隔: バーコードとアドオンバーコードとの間隔を設定します。

[外観]

[バーの色]: バーコードのバーに使用する色を設定します。

[背景色]: バーコードの背景に使用する色を設定します。

[向き]: バーコードに適用する向きと角度の値を選択します。「None」「Rotate90Degrees」「Rotate180Degrees」「Rotate270Degrees」から選択することができます。

[フォント]

[名前]: キャプションのフォントを選択します。

[サイズ]: ポイント単位でサイズを選択します。

[スタイル]: 「Normal」「Italic」を選択します。

[太さ]: 「Normal」「Bold」を選択します。

[文字飾り]: チェックボックスで「下線」「取り消し線」を選択することができます。

GDI文字セット]: 使用するGDI文字セットを示す値を入力します。有効値の一覧は、MSDNの「Font.GDICharSetプロパティ」を参照してください。

GDI縦書きフォント: このチェックボックスでは、このフォントがGDI縦書きフォントから派生しているフォントであるかどうかを選択することができます。

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