このトピックでは、ODBCドライバを使用してPostgreSQLデータソースに接続する方法について説明します。次の手順は、PostgreSQLデータベースに接続する方法を理解していることを前提としています。
PostgreSQLデータに接続するには、PostgreSQL ODBCドライバをインストールする必要があります。
PostgreSQL ODBCドライバをインストールする
- 最新の32ビット(x86)版のPostgres ODBCドライバをダウンロードします。
メモ:ActiveReports Designerアプリケーションは32ビット(x86)OS上で動作させるため、32ビット(x86)版のPostgres ODBCドライバを使用する必要があります。.NET アプリケーションでVisual Studioに統合されたデザイナを使用している場合、x86またはx64のプラットフォームに応じて、32ビットまたは64ビットのPostgreSQL ODBCドライバをダウンロードする必要があります。
- ファイルを抽出し、.msiファイルを実行します。
PostgreSQL用のODBCデータソースを設定する
- ODBC Data Source (32-bit)アプリを開きます。[ODBCデータソースアドミニストレーター(32-bit)]ダイアログが表示されます。
- [システムDSN]タブに移動し、[追加]をクリックします。
- [データソースの新規作成]ダイアログで、リストから[PostgreSQL Unicode]ドライバを選択し、[完了]をクリックします。
- サーバー名、Port(ポート)、ユーザー名、パスワード、データベース名など、PostgreSQLに必要な構成設定を指定します。構成されたDSNは、PostgreSQL35Wです。
- [テスト]をクリックし、接続をテストします。
- [OK]をクリックして変更を保存します。
ODBC接続文字列を使用してPostgreSQLに接続する
- デザイナアプリケーションを開きます。
新しいレポートを作成すると、レポートデータ接続を構成するためのダイアログが表示されます。または、[レポートエクスプローラ]で[データソース]ノードを右クリックし、[データソースの追加]オプションを選択すると、[レポートデータソース]ダイアログが表示されます。
- [レポートデータソース]ダイアログで、[全般]ページを選択し、[名前]にデータソースの名前を入力します。
- [種類]フィールドで、「Microsoft Odbc Provider」を選択します。
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[接続文字列]セクションで、データソースに接続するための接続文字列を入力します。
接続文字列の形式は次のとおりです。
接続文字列 |
コードのコピー
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DSN=PostgreSQL35W;Server=<server>;Port=<port>;User Id=<user id>;Password=<password>;Database=<database>
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