ActiveReports for .NET 18.0J
JSONデータソースの作成と構成
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このチュートリアルでは、コードを使用して実行時にセクションレポートをJSONデータソースに接続する方法を紹介します。

このトピックでは、以下のタスクを行います。

メモ: このチュートリアルは、Employeesテーブルを使用します。

チュートリアルを完了すると、次のようなレポートが作成されます。

デザイン時のレイアウト

Subreport with JSON data at run time

実行時のレイアウト

Subreports with JSON data at Run Time

Visual StudioプロジェクトにActiveReportを追加する

  1. Visual Studioで新規プロジェクトを開きます。
  2. [プロジェクト]メニューから[新しい項目の追加]を選択します。
  3. [新しい項目の追加]ダイアログで[ActiveReports 18.0Jセクションレポート(コード)]を選択します。
  4. [追加]ボタンをクリックします。

詳細は、「クイックスタート」参照してください。

レポートのレイアウトを作成する

  1. デザイン面より、pageHeaderを選択し、[プロパティ]ウィンドウからHeightプロパティを「0.63」に設定します。
  2. デザイン面より、Detailセクションを選択し、[プロパティ]ウィンドウからCanShrinkプロパティを「True」に設定し、空白スペースを削除します。
  3. ツールボックスから、pageHeaderセクションに以下のコントロールをドラッグし、[プロパティ]ウィンドウから以下のプロパティを設定します。    

    Label1

    プロパティ名 プロパティの値
    Text 従業員のリスト
    Location 0, 0 in
    Size 4.5, 0.25 in
    Font Arial, 14pt, style=Bold
    Alignment Center
    BackColor WhiteSmoke

    Label2

    プロパティ名 プロパティの値
    Text 氏名
    Location 0, 0.32 in
    Size 0.85, 0.2 in
    Font Arial, 12pt, style=Bold

    Label3

    プロパティ名 プロパティの値
    Text 役職
    Location 0.85, 0.32 in
    Size 1.65, 0.2 in
    Font Arial, 12pt, style=Bold

    Label4

    プロパティ名 プロパティの値
    Text 電話番号
    Location 2.5, 0.32 in
    Size 1.28, 0.2 in
    Font Arial, 12pt, style=Bold

    Label5

    プロパティ名 プロパティの値
    Text 入社日
    Location 3.78, 0.32 in
    Size 0.78, 0.2 in
    Font Arial, 12pt, style=Bold
  4. ツールボックスから、Detailセクションに以下のコントロールをドラッグし、[プロパティ]ウィンドウから以下のプロパティを設定します。

    TextBox1

    プロパティ名 プロパティの値
    DataField FirstName
    Text txtName
    Location 0, 0.06 in
    Size 0.85, 0.2 in

    TextBox2

    プロパティ名 プロパティの値
    DataField Title
    Text txtTitle
    Location 0.85, 0.06 in
    Size 1.65, 0.2 in

    TextBox3

    プロパティ名 プロパティの値
    DataField HomePhone
    Text txtMobile
    Location 2.5, 0.06 in
    Size 1.28, 0.2 in

    TextBox4

    プロパティ名 プロパティの値
    DataField HireDate
    Text txtHireDate
    Location 3.78, 0.06 in
    Size 0.78, 0.2 in
    OutputFormat MM/dd/yyyy

レポートをデータソースに接続する

  1. [SectionReport1]のデザイン面を右クリックし、[コードの表示]を選択します。
  2. InitializeComponent関数の後に次のコードを追加し、以下の処理を実装します。
    • 新しいGrapeCityJSONDataSourceを作成する
    • JSONデータソースの接続文字列を指定する
    • 有効なJSONパスの式を指定する
    • 新しいデータソースをセクションレポートに渡す

Visual Basic

Visual Basicコード
コードのコピー
Dim jsonDS As GrapeCity.ActiveReports.Data.JsonDataSource = New GrapeCity.ActiveReports.Data.JsonDataSource()
jsonDS.ConnectionString = "jsondoc=https://demodata-jp.grapecity.com/northwind/odata/v1/Employees"
jsonDS.JsonPath = "$.value[*]"
DataSource = jsonDS

C#

C#コード
コードのコピー
GrapeCity.ActiveReports.Data.JsonDataSource jsonDS = new GrapeCity.ActiveReports.Data.JsonDataSource();
jsonDS.ConnectionString = @"jsondoc=https://demodata-jp.grapecity.com/northwind/odata/v1/Employees";
jsonDS.JsonPath = "$.value[*]";
DataSource = jsonDS;

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