ActiveReports for .NET 18.0J
カスタム注釈 サンプル
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本サンプルでは、Viewerツールバーに[カスタム注釈]ボタンを追加し、レポート上に任意の注釈を追加する方法を紹介します。

フォルダ

Visual Basic.NET

<User Folder>\ActiveReportsNET18\Samples\API\Section\CustomAnnotation\VB.NET

C#

<User Folder>\ActiveReportsNET18\Samples\API\Section\CustomAnnotation\C#

実行時の機能

サンプルを実行すると、Viewerコントロールにレポートが表示されます。また、ビューワのツールバーにある[カスタム注釈]ボタンを押すと、レポートに注釈が追加されます。

メモ: サンプルを実行するには、NorthWindデータベース(..\Samples\Data\Nwind.mdb)へのアクセス権限が必要です。データファイルにアクセスできない場合は、上記フォルダを作成して各データファイルをその中に配置するか、またはお客様の環境に合わせてプロジェクト内のデータファイルへの参照パスを変更してください。

プロジェクトの構造

AnnotationForm

Loadイベント内で、[カスタム注釈]ボタンを追加します。[カスタム注釈]ボタンが押された時の動作は、Clickイベント内に記述します。

Annotationレポート

ghOrderIDセクション
OrderIDごとに受注商品一覧をグループ化します。

Detailセクション
RepeatToFillプロパティを使用してページの最後まで空白行を出力し、グループ毎に改ページを行います。

GFOrderIDセクション
TextBoxコントロールのDataFieldプロパティ、およびレポートのFieldsコレクション(スクリプトコード内のFetchDataイベント、DataInitializeイベントを参照してください)を利用して、各受注の集計値を表示しています。集計には、以下のプロパティを使用しています。

  • SummaryFunc: Sum(デフォルト値)は、値を加算します。
    注意: SummaryFuncプロパティは、SummaryTypeプロパティがSubTotalまたはGrandTotalのいずれかに設定されている場合にのみ有効になります。
  • SummaryGroup: ghOrderIDは、現在のOrderIDに含まれている値を対象に集計します。 
  • SummaryRunning: None(デフォルト値)は、OrderIDが変更される際にリセットされます。
  • SummaryType: SubTotalは、現在のグループの集計を行います。

Resourcesフォルダ

確認印(カスタム注釈)の画像が含まれています。

Resource1.resx

同一ページで[カスタム注釈]ボタンが2回以上押された場合に表示するメッセージです。
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