InputFieldCheckBoxコントロールを使用して、エクスポートされたPDF内でチェックボックスを表示でき、その値を編集することができます。InputFieldCheckBoxコントロールのほとんどのプロパティは、CheckBoxコントロールから継承されます。

主なプロパティ

プロパティ	説明
CheckAlignment	コントロールの描画領域内のチェックボックステキストの配置を取得または設定します。
Checked	チェックボックスがONであるかどうかを表す値を取得または設定します。
CheckStyle	チェックのスタイルを取得または設定します。Check、Circle、Cross、Diamond、Square、Starの6つのオプションがあります。
DataField	コントロールに連結するデータソースのフィールド名を取得または設定します。
FieldName	PDFファイルのフィールドの一意の名前を指定します。
ReadOnly	ユーザーがPDFの内容を変更できないようにします。
Required	選択したフォームフィールドを必須入力にするか設定します。設定したフォームフィールドを空白のまま送信をしようとすると、エラーメッセージが表示され、空白のフォームフィールドがハイライト表示されます。
TabIndex	PDFフォームの編集可能なフィールドのタブ順序を設定します。TabIndexの値が最も小さいフィールドが最初に選択されます。

メモ：

InputFieldCheckBoxコントロールは、Professionalのみで使用できる機能です。Standardでは、コントロールはエクスポートされたPDFファイルで編集できず、固定テキストとして描画されます。
InputFieldCheckBoxコントロールをPDFで編集できるようにするには、レポートの［CompatibilityMode］プロパティを「CrossPlatform」に設定する必要があります。これは、セクションレポートのデフォルトモードです。GDIモードでは、コントロールは編集できません。
RTF、XLS／XLSX、TXT、HTML、MHTなどのPDF以外のエクスポート形式では、InputFieldCheckBoxコントロールは編集不可能なチェックマークとしてエクスポートされます。