ActiveReports for .NET 18.0J
TIFFエクスポート
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Tiffファイル形式は、WindowsのFaxビューワ、または他のTIFFビューワで開くことができます。このエクスポートを使用すると、Viewerの表示結果と同様のレポートをエクスポートすることができますが、複数ページの画像としてエクスポートされるため、編集することはできません。プロジェクトに次のパッケージへの参照を追加し、コード上でTIFFExportオブジェクトを使用します。

レポートの種類 パッケージ名
セクションレポート GrapeCity.ActiveReports.Export.Image.ja

TIFFエクスポートのプロパティ

プロパティ 有効な値 解説
CompressionScheme None、Rle、Ccitt3(デフォルト)、Ccitt4、Lzw

TIFF画像に使用する圧縮方法を指定します。

  • 「None」は、圧縮をせず、カラーで出力します。
  • 「Rle」は、Run-Lengthエンコーディング(RLE)圧縮方式を採用したPackBits圧縮形式です。白黒で出力します。Rleは1、4、8ビット表示色のカラー出力を示します。
  • 「Ccitt3」は、CCITT Group 3圧縮を使用します。主にファクシミリで使われる圧縮形式で、白黒で出力されます。CCITT Group 3の規格は、1728 x 2376ピクセル、解像度は200 x 196 dpiです。レポートのアスペクト比がこの規格と合わない場合、下部に余白が挿入されます。
  • 「Ccitt4」は、Ccitt3の後継となる圧縮方式です。
  • 「Lzw」は、ロスレス(可逆)圧縮であるLZW圧縮を使用します。カラーで出力されます。より小さなフットプリントでロスレス(可逆)圧縮の1、4、8ビット表示色のカラー出力を提供します。
Dither True、False(デフォルト)

イメージをCcitt3Ccitt4、またはRleの白黒の出力フォーマットに保存する場合、ディザリングするかどうかを指定します。CompressionSchemeプロパティが「Lzw」、または「None」(カラー出力を示す)の場合、このプロパティは無効になります。

DpiX 0以上のInteger(VB)、int(C#) TIFFにエクスポートするときに水平方向の解像度の値を設定します。デフォルト値は「200」です。 DpiXプロパティ、またはDpiYプロパティを大きな値に設定すると、描画された画像は重くなり、メモリ不足になる可能性があります。
DpiY 0以上のInteger(VB)、int(C#) TIFFにエクスポートするときに垂直方向の解像度の値を設定します。デフォルト値は「196」です。 DpiXプロパティ、またはDpiYプロパティを大きな値に設定すると、描画された画像は重くなり、メモリ不足になる可能性があります。

使用例

Visual Basicコード
コードのコピー
Dim rpt As New SectionReport1
rpt.Run()
Dim TiffExport1 As New GrapeCity.ActiveReports.Export.Image.Tiff.Section.TiffExport
TiffExport1.Export(rpt.Document, "C:\rpt\rpt.tiff")
C#コード
コードのコピー
GrapeCity.ActiveReports.SectionReport rpt = new GrapeCity.ActiveReports.SectionReport();
rpt.Run();
GrapeCity.ActiveReports.Export.Image.Tiff.Section.TiffExport  TiffExport1 = new GrapeCity.ActiveReports.Export.Image.Tiff.Section.TiffExport();
TiffExport1.Export(rpt.Document, @"C:\rpt\rpt.tiff");
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