Matrixデータ領域では、同じ値を持つセルを結合し、重複した値を非表示にできます。以下の画像は、セルが結合された結果です。
Matrixでセル結合を許可する
以下の手順では、ReelsデータベースのEmployeeInfoテーブルを使用します。デフォルトでは、Reels.mdbファイルは..\ActiveReportsNET9\Data\Reels.mdbに配置されています。
- Visual Studioツールボックスから、レポートのデザイン画面へMatrixデータ領域を追加します。
- 左下のセルでStoreName(Fields!StoreName.Value)のようにフィールドを設定することで、StoreNameで行グループが適用されます。
- Matrix上で右クリックし、プロパティグリッドの下部にある[プロパティ設定ダイアログ]を選択します。
- 表示されたMatrixダイアログで[行グループ]ページを選択し、[追加](+)ボタンをクリックしてグループを追加します。
- このグループの式フィールドでFields!City.Valueと設定し、Cityの行グループを追加します。
- 上記手順4および5を繰り返して、Name(Fields!Name.Value)およびEmployeeID(Fields!.EmployeeID.Value)の行グループを設定します。
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メモ: Matrixの行グループを設定するTextBoxコントロールのValueプロパティに、該当するフィールド値が設定されていることを確認してください。 |
- [OK]をクリックしてダイアログを閉じます。
- VisualStudioツールボックスから、ContainerコントロールをMatrixデータ領域の先頭行の結合セルに配置して、該当する列のヘッダを作成します。
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メモ: Containerコントロール内のテキストボックスコントロールを使用して、各列用にラベルを作成します。 |
- 結果を確認するには、プレビュータブに移動してください。
セル内の文字数に応じて、セルサイズが拡大されます。
結合したセルが次のページにあふれる場合は、結合セルの値は次ページで繰り返して表示されます。
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