PowerTools ActiveReports for .NET 9.0J
日付、時刻、数字の書式

ActiveReportsでは、TextBoxコントロールのOutputFormatプロパティを使用して、日付、時刻、通貨、およびその他の数値で使用する文字列の出力書式を設定できます。[出力書式の設定]ダイアログでは、国際通貨の値を選択したり、定義済みのフォーマットから選択したりできます。定義済みのフォーマットに加えて、任意の.NET標準フォーマットを使用できます。これらのフォーマット(数値および日付/時刻フォーマット)に関する情報は、MSDNライブラリを参照してください。

メモ: ReportInfoコントロールのFormatStringプロパティには、RunDateTimeとPageNumberに対して、定義済みのフォーマットオプションが用意されています。詳細は、「ページ番号と日付の表示」を参照してください。

注意:
  • OutputFormatプロパティの出力書式は、DataFieldプロパティに設定されたフィールドの値またはValueプロパティにセットされた値に対して適用されます。Textプロパティに文字列データをセットした場合には適用されません。
  • OutputFormatプロパティの書式設定が有効になるのは、データが数値型または日付・時刻型の場合のみです。データに対して型が指定されていない場合や文字型(String)の場合は、そのデータが数値型(Double)または日付・時刻型(DateTime)に変換可能なデータの時のみ、これらの型に自動的に変換した上で書式設定を反映します。これらの型に変換できないデータの場合、書式設定は反映されません。

OutputFormatプロパティでは、書式をセミコロン(;)で区切ることにより、TextBoxにセットされたデータの値に応じて出力書式を変更することができます。セミコロンで区切られた各セクションは、下記の書式を提供します。

メモ:
  • セミコロンまたは書式を省略した場合は、1番目のセクション(正数値)に設定した書式が適用されます。
  • OutputFormatプロパティでアンダースコア"_"を使用すると、アンダースコアの後ろに入力した文字の分のスペースが出力できます。例えば、出力される値が負の数の時に括弧で値を囲いたい場合に、OutputFormatプロパティに「0.00_);(0.00)」のような値を設定すると、出力される正の値の右側には")"の分のスペースが出力されます。これにより、正と負の両方の値の小数点の位置を整列することができます。

日付:

時刻:

通貨および数字:

注意: "\"(円記号またはバックスラッシュ)は定義済み文字のため、出力するには"\\"と2つ記述する必要があります。
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