Cancel プロパティ (DataSourceIconClickEventArgs)

デフォルトのDatasourceダイアログを表示するかどうかを決定します。値が True に設定されている場合、デザイナコントロールでDatasourceアイコンがクリックされたときDatasourceダイアログは開きません。

構文

Visual Basic
C#

'宣言
 
Public Property Cancel As Boolean

public bool Cancel {get; set;}

解説

デザイナの使用のみ。DataSourceClickイベントは、効力を持つにはデザイナに接続する必要があります。値が True に設定されている場合、デザイナコントロールでDatasourceアイコンがクリックされたときデフォルトのDatasourceダイアログは開きません。標準的なシナリオでは、代わりに、カスタムダイアログが表示されます。

使用例

//DataSourceClickイベントハンドラを作成する  
this.arDesigner.DataSourceIconClick += new DataSourceIconClickEventHandler(arDesigner_DataSourceIconClick);  
  
//ユーザがDatasourceのアイコンをクリックする行動に応答するイベントを処理するメソッドを作成する  
//デフォールトのDatasourceダイアログを表示しないようにするには、CancelをTrueに設定する  
private void arDesigner_DataSourceIconClick(object sender, DataSourceIconClickArgs e)  
{  
    e.Cancel = true;  
  
    Form f = new Form();  
    f.ShowDialog(this);  
  
    // レポートデータソースをユーザーの好みによって変更するために、カスタムコードを追加する  
}

Visual Basic

'DataSourceClickイベントハンドラを作成する。
Me.arDesigner.DataSourceIconClick += New DataSourceIconClickEventHandler(arDesigner_DataSourceIconClick)

'ユーザがDatasourceのアイコンをクリックする行動に応答するイベントを処理するメソッドを作成する
'デフォールトのDatasourceダイアログを表示しないようにするには、CancelをTrueに設定する
Private Sub arDesigner_DataSourceIconClick(ByVal sender As Object, ByVal e As DataSourceIconClickArgs)
    e.Cancel = True

    Dim f As Form = New Form()
    f.ShowDialog(Me)

    ' レポートデータソースをユーザーの好みによって変更するために、カスタムコードを追加する
End Sub

参照

関連項目