PowerTools ActiveReports for .NET 9.0J
出力デバイスの切り替え

TargetDeviceプロパティは、レイヤーに配置されたコントロールを画面に表示、エクスポート、または印刷できるかどうかを決定します。これにより、レイヤーに属するコントロールを特定のデバイスに表示するか表示しないかを指定できます。たとえば、WinViewerのLayer1に配置されたコントロールを画面に表示し、PDFにエクスポートできるようにする場合は、TargetDeviceプロパティでScreenExportのオプションを同時に選択します。


メモ: TargetDeviceプロパティは、レイヤーに配置されたコントロールのグループが表示されるターゲット(すなわち、Screen、Export、Print)を決定するだけです。ビューワ上の出力を取得する、コントロールをエクスポートする、またはコントロールを印刷するには、エクスポート、印刷、またはビューワの追加を実行するコードをアプリケーションに追加する必要があります。

TargetDeviceプロパティに指定できるオプションは以下のとおりです。


TargetDeviceプロパティの設定

レイヤーのTargetDeviceプロパティを設定または変更するには、以下の手順に従います。

  1. [レイヤー一覧]ウィンドウからレイヤーを選択します。選択したレイヤーがコントロールのアクティブレイヤーになります。
  2. [プロパティ]ウィンドウで、TargetDeviceプロパティを選択します。
  3. ドロップダウンから、None、Screen、Paper、ExportAllのオプションを選択します。
    Screen、Paper、Exportの各オプションは同時に複数選択できます。

TargetDevice 出力タイプ 説明
None            - レイヤーに配置されたコントロールは画面に表示、エクスポート、または印刷できません。
Screen Winビューワ レイヤーに配置されたコントロールは、サポートされている任意のビューワに表示できます。
Webビューワ
HTML5ビューワ
WPFビューワ
Paper プリンタ レイヤーに配置されたコントロールは、プリンタで印刷できます。
Export 描画拡張機能 - HTML、PDF、Word、Image、Xml、Excel レイヤーに配置されたコントロールは、サポートされている任意のファイル形式にエクスポートできます。
エクスポートフィルタ - HTML、PDF、Tiff、Text、Rft、Excel
All すべての出力 レイヤーに配置されたコントロールは画面に表示、エクスポート、および印刷できます。
関連トピック

 

 


©2003-2015 GrapeCity inc. All rights reserved.