HtmlViewerはLoadedイベントを発生させ、リスナへ内部的な初期化が完了したことを通知します。以下、Loadedイベントを発生させるコードを記載します。

$(document).ready(function () {
$('#' + clientId).bind('loaded', function(){
...
});
});

APIを使用するには、最初にGetViewModel(clientId)javascript関数を使ってViewerViewModelのインスタンスを取得します。このメソッドはclientIdを使用してViewerViewModel配列を検索します。検索対象のclientIdに該当するViewerViewModelが存在しない場合、この関数は例外を発生させます。

ViewerViewModelのインスタンスを呼び出すために、以下のコード使用します。

var clientId = ?arvWebMain?;

var viewModel = GetViewModel(clientId);

ViewerViewModelを取得した後、コードでそのAPIメソッドとプロパティを呼び出します。

（例）

var loaded = viewModel.PageLoaded();

メソッド・プロパティ	例	解説
サイドバー	this.Sidebar;	サイドバーのビューモデルインスタンスを取得します。
Toolbar	this.Toolbar;	Toolbarのビューモデルインスタンスを取得します。
PageLoaded	this.PageLoaded(false);	ページがロードされたかどうかを指定するブール値を取得します。
Export	this.Export(exportType, callback, saveAsDialog, settings); this.Export(ExportType.Pdf, callback, true, {FileName:"report.pdf"});	ロードされたページを指定された形式にエクスポートします。エラーなしでエクスポートするには、PageLoaded()プロパティをTrueに設定します。 exportType: 依頼された出力形式 callback: エクスポートされた文書のURIを取得する関数。 saveAsDialog: エクスポート後、[名前をつけて保存]ダイアログを表示する依頼（オプショナル） settings: エクスポート設定（オプショナル）。FileNameキーワード（大文字と小文字を区別する）では、エクスポートするファイルの名前を指定します。 注意: ExportTypeは列挙体です。 var ExportType = { Pdf, Html, Word, Xls, Xml };
Print	this.Print();	PDF印刷を使用してレポートを印刷します。エラーなしで印刷するには、PageLoaded()プロパティを Trueに設定します。

SidebarViewModelのプロパティおよびメソッドを使用して、現在の状態を取得し、サイドバーおよびサイドバーパネルの表示・非表示を変更します。

SidebarViewModelのインスタンスを呼び出すために、以下のコード使用します。

var clientId = ?arvWebMain?;

var viewModel = GetViewModel(clientId);

SidebarViewModelを取得した後、コードでそのAPIメソッドとプロパティを呼び出します。

（例）

viewModel.Sidebar.ShowSearchPane();

メソッド・プロパティ	例	解説
IsSidebarVisible	this.IsSidebarVisible(false);	サイドバー全体の表示・非表示を取得します。
HideShowSidebar	this.HideShowSidebar();	サイドバーを非表示にします。
IsBookmarksPaneVisible	this.IsBookmarksPaneVisible(false);	ブックマークペインの表示・非表示を取得します。
ShowBookmarksPane	this.ShowBookmarksPane();	ブックマークペインを表示します。
IsParametersPaneVisible	this.IsParametersPaneVisible(false);	パラメータペインの表示・非表示を取得します。
ShowParametersPane	this.ShowParametersPane();	パラメータペインを表示します。
IsSearchPaneVisible	this.IsSearchPaneVisible(false);	検索ペインの表示・非表示を取得します。
ShowSearchPane	this.ShowSearchPane();	検索ペインを表示します。
HideAll	this.HideAll();	すべてのサイドバーペインを非表示にします。

ToolbarViewModelを使用することにより、ツールバーのプロパティとメソッドがアクセス可能になり、ツールバーの現在の状態を取得したり、ロードされたレポートでの作業が可能になります。

var clientId = ?arvWebMain?;

var viewModel = GetViewModel(clientId);

SidebarViewModelを取得した後、コードでそのAPIメソッドとプロパティを呼び出します。

（例）

viewModel.Toolbar.Enabled(false);

メソッド・プロパティ	例	解説
Enabled	this.Enabled(false);	レポートが正常にロードされ、ユーザがページを変更できるかどうかを決定するブール値を取得します。
PageCount	this.PageCount(0);	ロードされたレポートのページ数を取得します。
CurrentPage	this.CurrentPage(0);	現在開いているページ番号を取得します。 注意: レポートがロードされた後、現在のページが1から開始します。
GoToPage	this.GoToPage(number, force, callback);	ロードされたレポートの指定されたページを開きます。