要件に応じて、FinancialChartコントロールのタイプを変更できます。チャートタイプを変更するには、FinancialChartコントロールのChartTypeプロパティを設定します。この場合、FinancialChartに複数の系列を追加すると、そのすべての系列が同じチャートタイプになります。
サポートされたチャートタイプ:
面グラフ | ArmsCandleVolumeチャート | ローソク足チャート | CandleVolumeチャート | |
縦棒グラフ | ColumnVolumeチャート | EquiVolumeチャート | 平均足チャート | |
HighLowOpenCloseチャート | カギ足チャート | 折れ線グラフ | 新値足チャート | |
折れ線グラフ(シンボル付き) | 練行足チャート | 散布図 | ポイントアンドフィギュアチャート |
Razor |
コードのコピー
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.ChartType(C1.Web.Mvc.Finance.Chart.ChartType.Renko) |
FinancialChartは16種類のチャートタイプをサポートしています。
面グラフは、同じ系列のデータポイントどうしを線で結び、この線の下の領域を塗りつぶして量を示します。新しい系列は、それぞれ前の系列の上に表示されます。系列は、個別に描画することも、積層にして描画することもできます。
これらのグラフは、関連する属性間の長期にわたるトレンドを示す場合によく使用されます。
Arms CandleVolumeチャートは、EquiVolumeチャートとCandleVolumeチャートを組み合わせたチャートです。
ローソク足チャートは、特定の株の始値、終値、高値、安値を示す株価チャートです。このチャートは、特殊なタイプのHighLowOpenCloseチャートで、始値と終値の関係、および高値と安値の関係を示す場合に使用されます。ローソク足チャートは、価格データ(高値、安値、始値、終値)を使用します。また、始値と終値の関係を追加情報として提供するために、太いローソク部分の色とサイズを使用します。たとえば、長い白抜きのローソクは買い圧力を示し、長い塗りつぶされたローソクは売り圧力を示します。
ローソク足チャートの要素
ローソク足チャートは、ローソク、上ヒゲ、および下ヒゲで構成されています。
ローソク足では、系列内のデータポイントごとに5つの値があります。
次の図は、株価を表示するローソク足チャートを示しています。
CandleVolumeチャートは標準のローソク足チャートと同じです。1つだけ異なる点は、CandleVolumeチャートの各棒の幅がVolumeによって決定されることです。
縦棒グラフは、各系列を同じ色と幅の棒形式の集合として表し、各棒の長さは値によって決定されます。新しい系列は、それぞれ前の系列の棒の集合の隣に棒の集合としてプロットされます。縦棒グラフでは、棒は縦向きに置かれます。縦棒グラフは、グループ化するか、積層にすることができます。
これらのグラフは、年代別や月別などの個別カテゴリにグループ化されたデータを視覚的に表す場合によく使用されます。
縦棒グラフと似ていますが、ColumnVolumeチャートの幅はVolume値によって決定されます。
EquiVolumeチャートはローソク足チャートと似ていますが、これらのチャートではローソク足がさまざまな幅の四角形のボックス(上ヒゲなし)に置き換えられます。EquiVolumeボックスには、高値および安値の成分と、3つ目の次元として各ボックスの幅を決定するVolumeが含まれます。色は、終値の数字が直前のボックスの終値よりも上か下かを表します。
EquiVolumeチャートの詳細については、「StockCharts.com」を参照してください。
平均足チャートは日本のローソク足チャートのバリエーションで、ローソク足チャートからノイズを取り除き、移動平均に似た動作をするように設計されています。平均足チャートはローソク足チャートに似ていますが、チャート上のローソクを計算してプロットする方法が違います。平均足チャートの各ローソクは、直前のローソクが示している情報を使用します。これらのチャートでは、データの読み取りや解釈がさらに容易です。
このチャートを使用すると、トレンド、潜在的反転ポイントなどのテクニカル分析パターンを見極めることができます。
平均足チャートの詳細については、「平均足の役割とそれを使用した取引方法」を参照してください。
HiLoOpenCloseは、4つの独立した値を組み合わせた株価チャートで、系列内のポイントの高値、安値、始値、および終値を提供します。株の高値および安値を表示するほか、Y2およびY3配列要素がそれぞれ株の始値および終値を表します。
カギ足チャートは、一連の垂直線を連結して、需要と供給のトレンドを示します。線の太さと方向は、株価の動きによって決まります。終値が直前の終値と同じ方向に進む場合は、そのカギ足ラインが延長されます。しかし、終値があらかじめ設定した反転幅以上に反転した場合は、次の列に、新しいカギ足ラインが反対方向に引かれます。細い線は、価格が直前の底値を下回ったこと(売り)を、太い線は、価格が直前の高値を上回ったこと(買い)を示します。
折れ線グラフは、データポイントどうしを線で結んで各系列を描画します。面グラフと似ていますが、データポイントどうしを結んだ線の下の領域は塗りつぶされません。系列は、個別に描画することも、積層にして描画することもできます。
これらのグラフは、長期にわたるトレンドやパフォーマンスを示す場合によく使用されます。
新値足チャートまたは新値三本足チャートは、垂直のボックスまたはラインを使用して、資産や市場の価格変動を示します。
値動きは、ボックスの色とスタイルで表されます。直前のボックスのトレンドが続く値動きは同じ色で表され、反対方向のトレンドを示す値動きは異なる色/スタイルで示されます。反対方向のトレンドは、値が直前n個のボックスまたはラインの最大/最小値を超えた場合にのみ描画されます。この個数は、newLineBreaksオプションで決定されます。
折れ線シンボルグラフは、折れ線グラフに似ていますが、シンボルを使用してデータポイントを表します。これは、さまざまなデータグループ間の値の変化を最も効率よく示す方法です。
散布図は、XおよびY軸座標を使用してプロットされた点で系列を表します。X軸とY軸を組み合わせて複数のデータポイントにし、それらを不均一な点の集まりとして表示します。
これらのチャートは、さまざまなXおよびY座標値に対するデータポイント密度のばらつきを判断する場合によく使用されます。
ポイントアンドフィギュアチャートは、積み重ねた X または O を列にして並べて株価のトレンドを明示します。時間ベースのチャートとは異なり、このチャートは、時間を考慮せずに株価の変動だけに注目します。X が株価の上昇を表し、O が株価の下落を表します。
ボックスサイズを指定できます。ボックスサイズは、1 つの X と O がそれぞれ表す額です。ボックスサイズの額だけ株価が上昇すると、X が記録されます。さらに上昇すると、その上にもう 1 つ X が積み重ねて記録されます。一方、逆の傾向を示すと、ボックスサイズの額だけ株価が下落したところで、次の列に O が記録されます。すべての株価の変動を記録しても冗長なだけなので、反転幅を設定して、株価の反転を記録する 1 列内の最小の X または 0 の数を指定できます。指定した反転幅になるまでは、株価の反転が発生しても無視されます。
FinancialChart は、ポイントアンドフィギュアチャートの標準スケーリング、固定スケーリング、動的スケーリングをサポートします。標準スケーリングは、ChartCraft よって事前定義された株価範囲テーブルを使用してボックスのサイズを定義します。固定スケーリングでは、エンドユーザーがボックスサイズを指定でき、動的スケーリングでは、計算された ATR 値をボックスサイズとして使用します。