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RadialGauge クイックスタート
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このセクションでは、MVC Web フォームに RadialGauge コントロールを追加し、コントロールに値を設定する方法について説明します。コントロールを追加する方法については、「コントロールの追加」を参照してください。

このトピックは2つの手順で構成されます。

次の図は、上記の手順を実行した後の RadialGauge を示しています。

手順 1:MVC アプリケーションの作成

ComponentOneまたはVisualStudioテンプレートを使用して新しいMVCアプリケーションを作成します。MVCアプリケーションの作成の詳細については、「MVCアプリケーションの設定」を参照してください。

手順 2:新しいコントローラーおよびビューの追加

新しいコントローラーの追加

  1. ソリューションエクスプローラーで、[コントローラー]フォルダを右クリックします。
  2. コンテキストメニューから、[追加]→[コントローラー]を選択します。[コントローラーの追加]ダイアログが表示されます。
  3. [コントローラーの追加] ダイアログで、次の手順を実行します。
    1. コントローラーの名前を設定します(例:Default1Controller)。
    2. [MVC 5 コントローラー -空]テンプレートを選択します。
    3. [追加]をクリックします。
  4. アプリケーションに新しいコントローラーが追加されます。

ビューの追加

  1. ソリューションエクスプローラーで、[コントローラー]フォルダを展開し、コントローラー(例:Default1Controller)をダブルクリックして開きます。
  2. メソッド Index() 内にカーソルを置きます。
  3. 右クリックし、[ビューの追加]を選択します。[ビューの追加]ダイアログが表示されます。
  4. [ビューの追加]ダイアログで、ビュー名が Index で、ビューエンジンが Razor(CSHTML)であることを確認します。
  5. [追加]をクリックします。コントローラーにビューが追加されます。

モデルの追加

コントロールのデータをフェッチするにはモデルが必要です。詳細については、「MVC の基本」を参照してください。

  1. ソリューションエクスプローラーで、[モデル]フォルダを右クリックし、[追加]→[クラス]を選択します。[新しい項目の追加]ダイアログボックスが表示されます。
  2. [新しい項目の追加]ダイアログで、クラスの名前(例:Class1.cs)を設定します。
  3. [追加]をクリックします。アプリケーションに新しいクラスが追加されます。

手順 3:コントロールの追加

  1. ソリューションエクスプローラーで、[ビュー]フォルダを展開します。
  2. Index.cshtml をダブルクリックして開きます。
  3. Index.cshtml ファイルのデフォルトのコードを次のコードに置き換えて、RadialGauge コントロールを初期化し、次のプロパティを設定します。

    • ゲージの Value35に設定します。Value プロパティは、ゲージの現在の値を示します。
    • Min および Max プロパティをそれぞれ0と 100 に設定します。Min および Max プロパティは、テージの範囲を指定します。1つのゲージに複数の範囲を追加できます。
    • ゲージの isReadOnly プロパティを Falseに設定します。isReadOnly は、ユーザーがゲージの Value をキーボードまたはマウスを使用して編集できるかどうかを指定します。
    • StartAngle プロパティを -20SweepAngle プロパティを 220 に設定します。StartAngle プロパティは RadialGauge の開始角度、SweepAngle プロパティは RadialGauge の弧の長さを表す角度を指定します。
    • AutoScaleプロパティを True に設定します。AutoScale プロパティは、中の要素が収まるように、円形ゲージを自動的に拡大縮小します。

    Razor
    コードのコピー
    @(Html.C1().RadialGauge()
        .Value(35)
        .Width(500)
        .Height(200)
        .Min(0).Max(100)
        .StartAngle(-20)
        .SweepAngle(220)
        .ShowText(ShowText.None)
        .AutoScale(true)
             .Ranges(items => items
                .Add(item => item.Min(0).Max(40).Color(System.Drawing.Color.Red))
                .Add(item => item.Min(40).Max(80).Color(System.Drawing.Color.Yellow))
                .Add(item => item.Min(80).Max(100).Color(System.Drawing.Color.Green))
                   )
     )
    

手順 4:プロジェクトのビルドおよび実行

  1. [ビルド]→[ソリューションのビルド]をクリックして、プロジェクトをビルドします。
  2. [F5] キーを押してプロジェクトを実行します。
    ブラウザのアドレスバーで、生成された URL にフォルダ名とビュー名を追加して(例:http://localhost:1234/Default1/index)、ビューを表示します。または、ビューをホームページにリンクします。

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