ASP.NET Core MVC コントロールヘルプ
FlexViewerを手動で設定
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FlexViewerは、ComponentOne Web APIレポートサービスを使用してレポートを表示するためにMVCアプリケーション内で使用できるMVCコントロールとして利用できます。このコントロールを使用してレポートを表示するには、次の手順を実行します。

メモ: ASP.NET MVC のComponentOne ASP.NET MVC 5 Web ApplicationテンプレートとComponentOne ASP.NET Core MVC Applicationテンプレートは、自動的に必要なリソースを登録し、関連する参照とパッケージをアプリケーションに追加します。したがって、ComponentOneテンプレートを使用してアプリケーションを作成する場合は、上の手順の6〜8を実行するだけです。

次の図は、上の手順を完了したときにFlexViewerに表示されるSimple Listという名前のレポートです。

手順1:MVCアプリケーションの作成

Visual Studioテンプレートを使用して、ASP.NET Webアプリケーション(.NET Framework)を作成します。詳細については、「Visual Studioテンプレートの使用」を参照してください。

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手順2:アプリケーションへの関連する参照の追加

  1. ソリューションエクスプローラーで、[参照]を右クリックし、[NuGetパッケージの管理]を選択します。
  2. [NuGetパッケージマネージャー]で、パッケージソースとして[nuget.org]を選択します。C1.AspNetCore.Mvc.jaパッケージを見つけ、[インストール]をクリックします。
  3. アプリケーションでFlexViewerコントロールを使用するには、C1.AspNetCore.Mvc.FlexViewer.jaパッケージを追加します。パッケージを復元すると、project.jsonファイル内の"dependencies"の下に"C1.AspNetCore.Mvc.FlexViewer"が追加されます。

    メモ: ASP.NET Coreアプリケーションにリソースを追加したら、グレープシティライセンスマネージャーを使用してリソースとアプリケーションに使用許諾を供与できます。詳細については、「ライセンス」を参照してください。

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手順3:FlexViewerを使用するためのアプリケーションの設定

  1. ソリューションエクスプローラーで、[ビュー]フォルダを展開し、_ViewImports.cshtmlファイルをダブルクリックして開きます。
  2. 以下を追加します。
    _ViewImports
    コードのコピー
    @addTagHelper *, C1.AspNetCore.Mvc
    
  3. ASP.NET CoreアプリケーションでFlexViewerコントロールを使用するには、以下を追加します。
    _ViewImports
    コードのコピー
    @addTagHelper *, C1.AspNetCore.Mvc.FlexViewer
    

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手順4:リソースの登録

ASP.NET MVC FlexViewerコントロールを使用するために必要なリソースを登録するには、次の手順を実行します。

  1. ソリューションエクスプローラーで、[ビュー]→[共有]フォルダを開きます。
  2. _Layout.cshtmlをダブルクリックして開きます。
  3. 以下のコードを<head></head> タグ内追加します。
    _Layout.cshtml
    コードのコピー
    <c1-styles> <c1-scripts>
    <c1-flex-viewer-scripts /></c1-scripts>
    

FlexViewerのリソースを登録する方法については、「リソースの登録」を参照してください。

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手順5:コントローラーの追加

アプリケーションにコントローラーを追加するには、次の手順を実行します。

  1. ソリューションエクスプローラーで、[コントローラー]フォルダを右クリックします。
  2. コンテキストメニューから、[追加]→[コントローラー]を選択します。[スキャフォールディングを追加]ダイアログが表示されます。
  3. [新しい項目の追加]ダイアログで、次の手順を実行します。
    1. 左ペインで[コントローラー]タブを選択し、[MVCコントローラー - 空]を選択します。
    2. [追加]をクリックしてから、コントローラーの名前を設定します。(例:ReportController)
    3. [追加]をクリックします。

アプリケーションの[コントローラー]フォルダ内に新しいコントローラーが追加されます。

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手順6:コントローラーのビューの追加

コントローラーに対応するビューを追加するには、次の手順を実行します。

  1. ソリューションエクスプローラーで、Viewsフォルダを右クリックし、[追加]→[新しいフォルダ]を選択します。
  2. 新しいフォルダに名前を付けます。末尾からControllerを取って、コントローラーと同じ名前を付けます(この例ではReport)。
  3. [レポート]フォルダを右クリックし、[追加]→[新しい項目]を選択します。[新しい項目の追加]ダイアログボックスが表示されます。
  4. [新しい項目の追加]ダイアログで、次の手順を実行します。
    1. 左ペインで[インストール済み]タブを選択し、[ASP.NET|MVCビューページ]を選択します。
    2. ビューの名前を設定します(例:Index.cshtml)。
    3. [追加]をクリックします。
  5. プロジェクトにindex.cshtmlページが追加されたら、次のコードを追加して、FlexViewerにレポートを表示します。

コントローラーにビューが追加されます。次のコードでは、サービスURLファイルパス、およびレポート名を指定しました。

Index.cshtml
コードのコピー
<c1-report-viewer file-path="ReportsRoot/FlexCommonTasks/FlexCommonTasks.flxr" report-name="Simple List" service-url="https://demos.componentone.com/ASPNET/c1webapi/4.0.20171.91/api/report"></c1-report-viewer>

コントローラーにビューが追加されます。

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手順7:プロジェクトのビルドおよび実行

  1. [ビルド][ソリューションのビルド]をクリックして、プロジェクトをビルドします。
  2. [F5]キーを押してプロジェクトを実行し、FlexViewerにレポートを表示します。FlexViewerの詳細については、「FlexViewerの要素」を参照してください。
    メモ: ブラウザのアドレスバーで、生成されたURLにフォルダ名とビュー名を付加してビューを確認します(例:http://localhost:1234/Report/Index)。
メモ: 詳細については、FlexViewerを使用する詳細なデモを参照してください。

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