Dialog for ASP.NET Web Formsには、複数のクライアント側イベントが含まれています。それらを利用すれば、ダイアログウィンドウのサイズ変更などの処理が行われたときに、C1Dialogコントロールを操作できます。
クライアント側イベントの表にリストされたサーバー側プロパティを使用して、特定のクライアント側イベントに反応する JavaScript 関数の名前を指定できます。たとえば、「Resize」という JavaScript 関数を割り当てて、ダイアログウィンドウがサイズ変更されたときに応答させるには、OnClientResize プロパティを resize に設定します。
下の表に、クライアントスクリプトで使用できるイベントを示します。これらのプロパティはサーバー側で定義されていますが、実際のイベントや各 JavaScript 関数用に宣言する名前はクライアント側で定義されます。
イベントのサーバー側プロパティ名 | イベント名 | 説明 |
---|---|---|
OnClientBeforeClose | beforeClose | コントロールが閉じる前に発生します。 |
OnClientClose | close | コントロールが閉じられたときに発生します。 |
OnClientDrag | drag | コントロールがドラッグされたときに発生します。 |
OnClientDragStart | dragStart | コントロールのドラッグが開始されたときに発生します。 |
OnClientDragStop | dragStop | コントロールのドラッグが停止されたときに発生します。 |
OnClientFocus | focus | コントロールがフォーカスされたときに発生します。 |
OnClientOpen | open | コントロールが開かれたときに発生します。 |
OnClientResize | resize | コントロールがサイズ変更されたときに発生します。 |
OnClientResizeStart | resizeStart | サイズ変更が開始されたときに発生します。 |
OnClientResizeStop | resizeStop | サイズ変更が停止したときに発生します。 |
C1Dialog クライアント側イベントの説明と構文の例については、「クライアント側リファレンス」でも確認できます。