C1Dialog コントロールは、クライアントまたはサーバー側で作成できる、情報の表示やユーザーからの入力の受信用の特別な種類のダイアログウィンドウです。C1Dialog を使用すると、いずれかの Open() メソッドを呼び出して、モーダルまたはモードレスダイアログウィンドウを作成できます。
ダイアログウィンドウは次のように使用できます。
- ユーザー入力が必要な項目を使用するとき、追加情報の要求画面をユーザーに表示します。
- アプリケーションの入力を取得します。
- ユーザーが別のウィンドウで作業中にアプリケーションの関連情報またはオプションを表示します。
機能概要
C1Dialog は、充実したオブジェクトモデル、モーダル/モードレスダイアログウィンドウ、部分ページレンダリング、スタイルプロパティ、組み込みテーマ、テンプレートサポート、HTMLコンテンツ、外部コンテンツ、ウィンドウ配置、最小化オプション、移動可能なダイアログウィンドウ、およびサイズ変更可能なダイアログウィンドウなど、数々のユニークな機能を備えています。
- モーダル/モードレスダイアログウィンドウ
Dialog for ASP.NET Web Forms は、モーダルおよびモードレスダイアログウィンドウという、2種類のダイアログウィンドウを提供します。モーダルダイアログウィンドウは、ユーザーが現在のアプリケーション上で作業を続行するときに閉じる必要がある子ウィンドウです。モードレスダイアログボックスでは、ユーザーはこのダイアログウィンドウを表示したままで、他のウィンドウをインタラクティブ操作できます。これらのダイアログウィンドウについての詳細は、「モーダル/モードレスダイアログウィンドウ」を参照してください。
- 部分ページレンダリング
アプリケーションの性能が向上し、ユーザーが部分ページレンダリング(PPR)技術を使用してアクションを実行するときに、より直接的なフィードバックが提供されます。
- ドッキング
ウィンドウが最小化されたときにダイアログボックスをゾーンにドッキングできます。
- スタイル
Dialog for ASP.NET Web Formsは、キャプションバーとコンテンツ要素に対し、固有プロパティのスタイルを提供します。
- スピナー
C1Dialogコントロールは、コンテンツがロード中であることを示すスピナー要素を備えています。スタイルを使って、この画像をカスタマイズできます。
- テンプレートのサポート
ダイアログウィンドウのコンテンツ領域にテンプレートを追加できます。動的テンプレートをダイアログウィンドウのコンテンツ領域に使用して、ダイアログウィンドウの充実した表示を達成できます。テンプレートの詳細については、「コンテンツテンプレート」を参照してください。
- アニメーション
任意の組み込みアニメーション効果を使用して、ダイアログのインタラクティブ操作をカスタマイズします。ダイアログウィンドウの表示/非表示の方法、および拡張/縮小の方法を変更します。デフォルトでは、ダイアログウィンドウはアニメーション効果を使用しません。
- テーマ
スマートタグをクリックするだけで、6種類のプレミアムテーマ(Arctic、Midnight、Aristo、Rocket、Cobalt、および Sterling)のいずれかを選択してプログレスバーの外観を変更します。オプションとして、jQuery UI から ThemeRoller を使用してカスタマイズしたテーマを作成します。
- CSS のサポート
CSS(Cascading Style Sheet)のスタイルを使用して、カスタムスキンを定義します。