仮想スクロールを使用すると、大量データを表示するときにグリッドのレンダリングをスピードアップできます。 この機能により、グリッドはサーバーへのコールバックからデータを取得できるため、滑らかなスクロールを維持しながらデータロードを高速化できます。
次の例は、ScrollingSettings、VirtualizationSettings、およびCallbackSettingsプロパティを設定して行と列に仮想スクロールを実装する方法を示します。このマークアップは*.aspx ページの本体のコンテンツに追加できます。
ソースビュー |
コードのコピー
|
<asp:Content ID="BodyContent" runat="server" ContentPlaceHolderID="MainContent">
<asp:ScriptManager ID="ScriptManager1" runat="server">
</asp:ScriptManager>
<%--Bind the grid to a datasource--%>
<asp:SqlDataSource ID="SqlDataSource1" runat="server"
ConnectionString="Provider=Microsoft.Jet.OLEDB.4.0;
Data Source=|DataDirectory|\C1NWind.mdb;Persist Security Info=True"
ProviderName="System.Data.OleDb" SelectCommand="SELECT * FROM ORDERS">
</asp:SqlDataSource>
<%--Set C1GridView's ScrollingSettings.VirtualizationSettings.Mode and
CallbackSettings.Action--%>
<cc1:C1GridView ID="C1GridView1" runat="server" DataSourceID="SqlDataSource1"
Height="400px">
<CallbackSettings Action="Scrolling" />
<ScrollingSettings Mode="Both">
<VirtualizationSettings Mode="Both" />
</ScrollingSettings></cc1:C1GridView>
|
上記の例のような仮想スクロールを実装するには、以下の手順に従います。
- グリッドをデータソースにバインドします。
- ScrollingSettingsプロパティを Bothに設定し、仮想スクロール機能を有効にします。
- VirtualizationSettingsのMode値をRows、Columns、またはBothに設定して、行や列のスクロールを許可します。
- ActionプロパティをScrollingに設定します。これは、スクロール時にサーバーへのコールバックを使用するようにグリッドに指示します。CallbackSettingsプロパティによって決定される仮想スクロールモードには、次の2つがあります。1つは静的モードで、クライアントはすべてのデータを利用できますが、行はスクロール時にレンダリングされます。もう1つは動的モードで、Scrolling値によって設定されます。データの新しい部分は、レンダリングが必要になったときに、サーバーに要求されます。
関連トピック