C1InputNumeric コントロールは、数値データを表示する数値範囲サポートを備えています。C1InputNumeric コントロールは数値を厳密に処理するため、指定する入力マスクはありません。C1InputNumeric を定義するには、最小値と最大値、小数点以下の桁数(ゼロ可能)を入力して、カルチャ固有の桁区切り文字を表示するかどうかを指定するだけです。
C1InputNumeric コントロールの値を定義するには、C1InputNumeric スマートタグを使用するか、プログラムで C1InputNumeric オブジェクトを使用します。
ユーザーが実行時に値を編集するとき、上矢印または下矢印キーを使用して現在のフィールドを増減できることに注意してください。
よく使用される C1InputNumeric タスクについては、「C1InputNumeric タスク」トピックを参照してください。
下の表に、C1InputNumeric コントロールの一般プロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
Value | Double 型。C1InputNumeric コントロールの数値 |
Text | String 型。カルチャ情報(グループ区切り文字など)に準じて表示可能なテキスト |
MinValue | 入力可能な最小値 |
MaxValue | 入力可能な最大値 |
DecimalPlaces | 表示する小数点以下の桁数(デフォルト:2)を示します。 |
ShowGroup | 桁グループ区切り文字を3桁ごとに挿入するかどうかを示します(桁グループの桁数は選択されたカルチャによって異なります)。 |
Placeholder | 空の状態で表示されるテキストを示します。 |
C1InputNumeric コントロールのプロパティとイベントの大部分は、C1InputMask コントロールと同じです。ただし、数値コントロールでは使用されない隠しプロパティ(AllowPromptAsInput、MaskFormat、HidePromptOnLeave、PasswordChar、PromptChar、ResetOnPrompt、ResetOnSpace、SkipLiterals など)は除きます。